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- モガミ(mogami)2803は高価な蜃気楼!おかしなケーブルです!-


★モガミ(mogami)2803は高価な蜃気楼!おかしなケーブルです!

お客様から、モガミ(mogami)2803というケーブルにつきまして、お問い合わせがありましたので、そのやりとり、及び、解答そのままをここに掲載致します。

こういう事は、もう問わないで下さい。モガミ(mogami)2803くらいの事は、今後は、ご自分で考えて、結論を出して下さい。しかし、その考え方のコツを、ここに、その解答とともに、書いておきます。

まず第一に、同軸ケーブル(一芯で、回りをシールドが取り囲んでいる形式のケーブル)は、75Ωの映像ケーブル、又は、75Ωのデジタルケーブルであることが大半です。それには理由があって、そうなっているのです。

アナログケーブルに同軸ケーブルを採用していることが、まず「造りかた」が、おかしい。

これが、モガミ(mogami)2803ばかりではなく、物事を考える為の、コツなのですから、ぜひとも
参考にされてください。

 

今まで当店は、高額なものはダメだと口を酸っぱくして語り続けてきました。そして、それは今後、何があろうと、揺らぐ事はありません。ことオーディオに限っては、高額なものは、ダメ、これは常識だと考えて下さい

そして、二度と惑わされないで下さい。





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PRO Cable お問い合わせ(モガミ、mogami、2803について)


教えて頂きたいのですが。
モガミ2803と云う高価なケーブルがありますが、 
プロケーブルさんでは取り扱っていませんが
価格に値する商品ですか。

1:全くダメ。
2:高価だが、価値あり。
3:取り扱う予定あり、又は無し。


プロケーブルがモガミ、mogami、2803について返答した内容:)


1: です。全くダメです。モガミ(mogami)2803は、まったく取り扱う予定もありません。モガミ(mogami)社も、2803のようなものを製造して売らざるを得ないほど、苦しいのだと考えるのが自然です。

ある程度以上フラットになると、それ以上は存在しない音の領域になります。それは、ベルデンの88760や、88770が証明している通りです。

モガミ(mogami)が、なぜ高額な2803というケーブルを出したかの理由は、おそらくですが、プロ達も、ベルデンやノイマンを使う時代だからです。モガミ(mogami)も、あまり売れない時代に突入したのでしょう。さらには、レコーディングスタジオが新しく次々に出来るという時代でもない。そうなると、モガミ(mogami)2803のようなオーディオマニアから荒利を稼ぎ出せる商品も必要なのだと思われます(モガミ、mogami、2803はプロは絶対に使いません。二芯ではなく、一芯のRCA用のケーブルだからです「プロの現場は二芯以上のケーブルです」。この点、モガミ(mogami)2803は、オーディオマニアだけがターゲットなのです)。



★モガミ(mogami)社も、世間一般の企業と同様、お金が足りないのだと想像するのが、正解でしょうか。それがモガミ(mogami)2803が生まれた理由なのでしょうか。

そして、こういう高価なものを扱うショップというのは、昔ながらのぼったくりオーディオ店の得意とするところです。それがモガミ(mogami)社のものであるというところが、少々、我々にとっては、ショッキングな事です。モガミ(mogami)2803というのは、そういう意味では、要注意です。モガミのケーブルは、昔ながらのものが一番いいです。モガミ(mogami)2803につきましては、十二分に、気を付けて下さい。

注:)昔ながらのもの、つまり、モガミ(mogami)は、2534が、最も日本の音楽を再生するにふさわしいものなのです。さらに言えば、モガミ(mogami)2549だけは、特性が、88760には少々劣るものの、88760に近いものを追求したものですので、扱う予定があります。少々ならば88760より劣っていてもいいから、ケーブルが柔らかく、なおかつ、機材同士を接続出来る、フラットな特性のプロ用のバランスケーブルが必要な場合の為です。

近々、モガミ(mogami)2549は出します。これはお約束致します。勿論、RCAケーブルにも使えます。ただし、ケーブルは柔らかいけれども、88760の「超越的なフラットさ」には、劣るかもしれません。

が、モガミ(mogami)2803は、出す予定はありません。おそらく永遠にモガミ(mogami)2803は、出さないでしょう。それは当店の体質とは、まったく異質なものだからです。

モガミ(mogami)2803というような、あり得ない妄想を抱かせるようなものについては、決して当店は扱いません。扱ったとしても、その特性は妄想であると、明記して出します。

それは、一種の、蜃気楼であり、近寄ろうとすればするほど、目的から遠ざかっていく、カフカの「城」のようなものだからです。

しかしながら、モガミ(mogami)社は、今までmogami2534、mogami2549などの名ケーブル(この二種類は、モガミ(mogami)2803の単線めいたものなどとは違って、双方ともバランスケーブルに出来る仕様のものです)を生んでくれた生みの親です。これには、心から感謝すべきです。企業は利益が必要です。当然のことです。そして、バランスケーブルには使えないと言えども(RCA用に限定されています)、モガミ(mogami)2803は、高価とはいえ、それほど問題のあるほど高額なものではありません。

本当は、モガミ(mogami)2803に出会ったお客様は、経営が苦しくなりつあるであろうモガミ(mogami)社に、少々高価なだけなのですから、投資してあげて、それで金銭的に失敗したとしても(音的には成功するかもしれませんが)、感謝する事を忘れず、モガミ(mogami)2803の音から、現代社会と、現代に生きる企業と、単線の強みと、プロ用ケーブル(単線は耐久力が無いですから、単線はあり得ません)などについて、様々な事を、勉強すべきだと思います。

そして、モガミ(mogami)2534とモガミ(mogami)2549、この二種類のバランスケーブルに出来る仕様の、つまり、プロ用のケーブルは、永遠に光り輝いていくことでしょう。特にモガミ(mogami)2534は、特別なものであり、1990年代くらいまでの「日本でミックスダウンされた」音楽を再生するには、それしか無いと言ってもいいくらいの、日本が生んだ絶品であり、モガミ(mogami)社の最高傑作です。これはRCAケーブル仕様として使っても、もろに出ます。

注意事項:)モガミ(mogami)2803は、同軸ケーブル、つまり、一芯に近い構造のケーブルです。

モガミ(mogami)2803は、一芯、つまり、同軸形式のケーブルで、非常に耐久性もなく、すぐに断線するレベルのものです。ということは、単線に近い素材で出来ているということです。単線といえば、皆さんが思い浮かぶのは、AE線でしょう。売価が、メーター100円です。

モガミ(mogami)2803は、それがケーブルだけで、メーター4000円もするのですから、少々おかしいのです。

そもそも、本当に良い音を出すには、音源の部分以外は、全てバランス転送で装備するくらいでないといけません。RCAケーブルは、過渡期には必ず必要ですし、最後までRCAケーブルでもいいのですが、ならば、それは妥当な金額でないといけません。

モガミ(mogami)2803は、せいぜい、昔ながらの真空管アンプを使っている、オーディオ業界にぼったくられ続けてきた人が使っているという事でしょう。それならば、オーディオ界のぼったくりケーブルよりは良いという意見が出ても、まったく不思議ではないのです。モガミのやることですから、実際にオーディオ界のケーブルよりは、音もいいのでしょう。ただし、値段がいけない。

とにもかくにも、皆さんは、今後は、バランス転送、しかも、きちんとした、2番ホットのバランス転送のほうへと、針路を決めて、進んでいって下さい。それが「生音」そうろうの音を出す為の、最短距離です。いつまでも、RCAベースの民生用の機材に取り憑かれていてはいけません。

その時に、モガミ(mogami)2803というような、虚弱なRCAケーブルしか使えないのでは、機材がかえって、邪魔になるだけの結果になるのです。それがモガミ(mogami)2803の正体です。

そもそも、一芯のケーブルは、プロは使いませんし、虚弱であるということは、単線に近いケーブルであるということです。単線に近ければ、フラットが出るのは当たり前です。これはAE線などのスピーカーケーブルで皆さんが経験されてきた事です。

ということは、です・・・

モガミ(mogami)2803などというものは、メーター200円で売っても儲かるものであるということです。それがなぜケーブルのみで、メーター4000円もするのか??、その理由は、ぼったくりオーディオ界に、数十年も居座っているような、えせの僧侶まがいのような人物、つまり・・・・

今までの生涯で、オーディオごときに、数千万円も投入してきているような、「石の上にも30年!」というような人物をターゲットにしたケーブルであるからだ!、ということです。彼らは、決してバランスケーブルなど使いません。バランスケーブルには、「縁」が、まるで無いのです。

寝ても覚めても、RCAケーブルばかりですから、本物のプロ用途のバランスケーブルの音や、それを使うべきプロ用機材の音のレベルの事など、知る筈もありませんし、考えた事すら無いでしょう。彼らは「噂」という、あてにならない「方位磁石」だけが頼りなのです。カフカの「城」も、その「噂」ばかりに惑わされて、果ては、してやられてしまったのだ、ということには、最大限の注目をしてください。

さて、ここまで深みを読むと、モガミ(mogami)2803への高評価も理解できますでしょう?、ただし、バランスケーブルとして使った88760、88770とは、比較も出来ない代物です。ここでお気づきでしょうか?、88760との比較する者がいたとしても、それは単に、RCAレベルでの、88760の性能を数段落としたうえでの、低次元の比較である、ということです。モガミ(mogami)2803くらいのものでは、耐久力、絶縁性能、バランス接続時の音の生々しさなど、総合的に考えた場合、88760の足下にも及ばないものであると、断言しておきます。

ということは、モガミ(mogami)2803にとりつかれたオーディオマニア、RCAケーブルしか使わないオーディオマニアは、機材が機材ですから、結局のところ、どう考えても、どこまでいっても真実にはたどり着けないという、恐るべき蜃気楼に、すでに、してやられている、ということです。

どなたか、モガミ(mogami)2803の虜になっているかたを見つけられたら、それは本物ではありません。本物は、バランスケーブルを使う為の「プロ用機材」の方角にこそありますと、教えてあげてください。


注:)プロケーブルは、真実に向かう途上のRCAケーブルまでをも否定するものではありませんし、音は趣味で聞く場合もあります。趣味のスピーカーなども、当店は出しているのです。その種のケースでのRCAケーブルの利用まで否定するものではありません。趣味と分かっていてRCAケーブルを使うのは、大いに結構です。RCAレベルの事を、本気でやっていては、いけません。

真実に向かう途上と、趣味の音楽・・・。

その二つだけが、RCAケーブルの出番でしょう。ただし、まがいもの、つまりあまりに高額なものは、RCAケーブルとして、まったくダメだということです。



 

★鬼門コーナーの読者のかたへ(伝言)


あれよあれよという間に、とうとう鬼門コーナーも86番になりました。86番は、カナレ社と並ぶ、日本の切り札、あの栄光のモガミ(mogami)社を、モガミ(mogami)2803というケーブルの存在だけで、褒める事が出来ないものになってしまいました。これは本意ではありません。モガミ(mogami)社には、今までも、そして今後も、頑張っていただかなくてはなりませんし、私自身もモガミ(mogami)社を、心から尊敬している一員であると、告白します。

ですから、実は、こんな、書きたくないことまで書いて、100番までは絶対にいきたくないな、というのが、正直な本音であります。

もうお願いですから、オーディオ界の、高額商品だけは、止めていただきたいものです。また、プロ用ケーブルメーカーが、オーディオ界に参入して一儲けしようぜ、というような商品を出す事も、金輪際、止めていただきたいものです。そういえば、カナレのスピーカーケーブルでも、異様に高額なものがあったと、記憶しております。モガミもカナレも、それらは、完全に、オーディオマニア向けなのです。

2014年 5月 26日





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モガミ2803

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