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- 音の焦点(基本中の基本)-


プロケーブル注:)このコーナーで登場している、「VVF」や「チャイムコード」や「AE線1.2mm」(当店にてメーター100円にて販売中)をスピーカーケーブルに代用する件につきましては、200ボルト用の電源の中でも「最高峰の、かつ、バッテリー並みのトランス」を用いて初めて成立し、音が合うものであって、100V電源のかたが使っても全く意味のないものです。通常の200Vからのダウントランスでもまだ使えません。中途半端に読まれて誤解されるかたが出ています。

100V、又は通常のダウントランスで使っても、モヤモヤの音になるだけで、まったく使い物にはなりません。

ただし、VVF=最高峰のスピーカーケーブルであり得ることを「公開」した以上、今後、VVF、又はIVケーブル(VVFの中身たけのケーブル・銅の単線)を材料にして少々の加工を施し、スピーカーケーブルと称して売る「VVFスピーカーケーブル詐欺」「IVスピーカーケーブル詐欺」(白と黒をよって、ベルデンの偽物を作る詐欺に似たような詐欺)が起きるものと予想されます。過去に私経由の情報を元にしての、その種の詐欺ケーブルが実際に売られていた「実例」があります。

それは今現在も売られていることと想像します。

「VVF詐欺」、「IVケーブル詐欺」(ベルデンの偽物)には、厳重に警戒されてください。なお、「AE線は真似が出来ません」ので、「AE線」は、VVFやIVケーブルより、安心出来るものと考えて下さい。

 

プロケーブル注 その2: )音の焦点合わせは、人間の地声ですること!

音の焦点をジャズで行ったり、クラシックで行っているかたが、後を絶ちません。
そんなもので、音の焦点が合う筈がないので、警告します。

音の焦点を合わせる時は、必ず人間の地声で行って下さい。

特に地声で歌うタイプのミュージシャン、又は、ナレーションのような音源でもいいです。
オペラ歌手は、絶対に避けて下さい。それと楽器だけの音楽も、絶対
に避けて下さい。

 

 

 

■ニュース


当店の紅一点の女性のお客様より、実に素晴らしい情報が入りました。音を遠視方向に向けるためのスピーカーケーブルで、VVFより使いやすいケーブルが存在していました。チャイムコード(別名TIVF)という銅の単線です。0.8ミリで、20mのものと30mものとがあります。詳しくは下のほうの、B’さんのコメント(現在一番下にあります)を、参照ください。これはもう、VVFみたいなダサいものは使いたくないという「女性の本能」みたいなものをして発見に至ったものではないかと、想像している次第です。

プロケーブル注:)最近になって、チャイムコードがひどい音だったという報告が続けて入ってきていますので、チャイムコードには、気を付けて下さい。おそらく中国製の安易に製造されたものと思います。

AE線にも同じような報告がありまして、当店の扱っているものは優れものだが、安価なものを買ったら全くダメだった!、という報告が数件入ってきています。安価なAE線は、中国製です。必ず、日本製の良いAE線を使って下さい。

当店扱いのものは、日本電線というメーカーの純日本製ですので、安心して使っていただけると思います。

AE線1.2ミリ 切り売り   ・AE線1.2ミリ 200m巻き


■ニュース2


チャ イムコードが一時話題になり、それはそれで相当の性能である事も明瞭になったものですが、その後、経緯を慎重に観察しておりますと、どうもチャイムコード は実験用として使うほうが良さそうです。

本番で使うならばVVF、又は、さらに使い安いものですと、1.2ミリのAE線です(VVFのグレーの皮膜に比べ て薄い皮膜しか付いていないため、かなり取り回しやすい)。チャイムコードでは細すぎて、アンプのダンピングファクターを損なうからかもしれません。多くのお客様は、VVFやAE線のほうが音が良いと語られています。AE線は、200m巻きを10,800円で販売しております。VVFではあまりに大袈裟になってしまいますので、ベストチョイスは
AE線と思います。

 

■まず第一に知るべきこと


最初に、最高峰のスピーカーケーブルとはいかなるものか、を定義して、明確におきます。

「音の焦点」が、意図的に合わせれるほどに、精度の高い特性を備えたケーブルこそが、世界の最高峰のケーブルの特徴です。

「音の焦点」が、いかなる長さにおいても合わないケーブルは、ひどくボロいケーブルであって、まったく使い物にならない
ゴミ同然のもの
「か・も・し・れ・な・い」と、「仮に」しておきます。

 

■音の焦点(基本中の基本)


なぜ私がこのような基本中の基本とも思われることについて、いまさら書かねばならないのか、

音の焦点・・、

このような「基本事項」は、今までオーディオ雑誌なりオーディオメーカーが、とうの昔に発表すべきだったことであり、オーディオファンを指導すべき
だったことであり、すでに世の中で常識化していてしかるべきほど、それほどに重要で、かつ、簡単なことだからです。

しかし結果としては、この事実は、闇に封じられたまま、いまだ据え置かれている状態にあり、オーディオマニアのかたがたを、オーディオ地獄に突き落としてしまう、
「最もやっかいな問題」として、今もそのまま残っているのが、実態です。

ずいぶん色々な事を書いてきましたが、やっかいな問題が、あと二つ残っています。その二つは「双璧」と言えるほど、やっかいです。

種明かしをしてしまえば、「音の焦点」など、実に簡単なことですが、それでも、出来る人と出来ない人がいるだろうと想像します。
将棋で言えば、「駒の動かし方を最初に覚える行為」に匹敵します。

駒の動かし方すら覚えずに、あてずっぽうに将棋の駒を動かしている行為こそが、現代オーディオの実態でした。
それは、「金銭」で音が買えるというような、あり得ない「妄想」によるものでした。

その「妄想」は、今も根深く、はびこっているものと思われます。

この基本が身についていないということは、将棋で言えば、駒の動かしかたを知らないということなのですから、級位は与えてもらえません。
10級の者より遙かに弱いということです。それなのに、実力が初段や二段の「つ・も・り」になって、錯覚している場合がやたらと多いのです。
これはむしろ、お笑いに近いことでしょう。

しかしこれについては、「趣味で適当に駒を動かしていることが好きなのだ。」と言われれば、それまでです。
それはそれで、ありです。私には何も言う権利はありません。

したがって、この記述は、「進歩」を望まれるかた、「混沌」を嫌われるかた、「オーディオ地獄」から抜け出したいかた、「真実」を知りたいかた、
とにかく、その種のかたがた、つまり前に歩もうとされているかたのために、します。

 

■この二つの大問題、「双璧」は、


1)「音の焦点」

2)「部屋というものの音響」

です。

この「双璧」が、二つの万里の長城となって、皆さんの行く手をさえぎり続けています。それはあたかも、国境が封鎖されているかのようです。

まずは「音の焦点」という、一つめの万里の長城には、崩壊してもらわなくてはなりません。
これは、実は、初歩的なことであるがゆえ、つまらないことですが、いつかは、せざるを得ないと考えていました。

もう一つの万里の長城、「音響」、これについても、同じく崩壊してもらわなくてはなりません。

現代の「音響学」は、崩壊します。

今のところ言えるのは、音響屋に、数千万円も支払ってはならないということです。
音が良くないのを「音響」のせいにして、壁を斜めにしたような、数千万円のオーディオルームや、壁に穴を空けるような音響ルームなど作ってはならないということです。

「部屋」という立方体は、音響的に、最善のものであり、壁をいじってはなりません。
自信を持って、自分の部屋は、音響的に、はじめから最善なものなのだと信じてください。

◎音響の最終解答は、すでに発表しております。
ここにリンクを貼っておきます。
https://procable.jp/stand/speakerstand.html


音響の中でも一番やっかいな問題、定在波の問題についても、それと同時に崩れ去るであろうと、お約束します。

こちらの発表(音響の最終回答)は、おそらく、この鬼門コーナーで一番重要な記述になります。それで、私のすべきことは、ほぼ、完了します。
(追記:2014年11月17日記述:「音響の最終回答」で私のすべきことは終わりと思っていたのですが、後から後から、ゾンビ業者が出てまいりますので、
当分終わりそうにありません。この鬼門コーナーも、とうとう95番までいってしまいました。これからも、末永くお付き合い下さい。)



◎さて、双璧の一つめの壁、

音の焦点を狂わせている万里の長城から、崩壊していただきましょう。

 

■レンズというものの意味


音には「レンズ」のような焦点があります。視力が0.1の人がメガネ屋さんに行きます。
するとそこでは、徹底的に目にレンズが合うように、実に様々な検査をして、そのうえで、目に合ったレンズを、あてがいます。

一眼レフのレンズも同様です。焦点リングを回して、ぼやけていれば、焦点を合わせて解像度が最も高いところにレンズを合わせます。

上記のことは、当たり前のことです。当たり前すぎて、これ、つまらないほどのことですが、焦点の合ったときの見えかた、
これはいい加減なメガネをかけている状態に比べますと、圧倒的に、雲泥の差で、解像度は高く、快適です。当然のことです。

 

■音の焦点


実は、音というのは、メガネと全く同様です。シャープ過ぎれば、それはメガネのレンズが「き・つ・す・ぎ・る」状態なのであり、
メガネの度数をゆるめなくてはなりません。ぼやけていれば、レンズの度を高めて、解像度を高めなくてはなりません。
当たり前のことですが、これを知らないと、まったくもって、そのか たの行動、その全てが、「あてずっぽう」になってしまいます。
機材によって、人の目と同じで、生まれ持った度数が存在しており、それはスピーカーによっても違います。

 

■音の焦点の合わせかた


これは、非常に、簡単です。

方法は一つだけです。

スピーカーケーブルで行います。「フラットな特性」のスピーカーケーブルを使って、その長さの調整と、太さの変更によって行うだけの、非常に簡単なことです。

これは公式にしてしまったほうがいいですから、公式化します。たった二つの公式にできるほど、簡単なことです。

 

●公式、その1

メッキ線材の場合(銅に錫メッキされていて銀色の線材)、

ベルデンやWEなどの錫メッキされている線材は、短くすると、音が柔らかくなります。長くすると、音は、よりシャープになります。
細くすると音はシャープになります。太くすると音はマイルドになります。

 

●公式、その2

非メッキ線材の場合(銅そのままの、銅の単線)

非メッキ線材は、長くすると音が柔らかくなります。短くすると、音がシャープになります。太くすると、一般的には、音は柔らかくなります。
細くすると、これも音はシャープになる傾向を見せます。

 

■これだけのことです。


これだけのことです。これだけの知識で十分ですから、ケーブルの長さ調整、太さの選択で、生音に最も近いところに、音を、持ち込んでください。
偶然性になど、任せていてはなりません。メガネや一眼レフのように、「意図的」で、「厳密」である必要があります。

ただしそれは、周波数特性が完璧にフラットなスピーカーケーブルでなくてはなりません。特性のゆがんだ三流品では、話にもなりません。
どの長さにおいても、三流品では、生音には、決して近づきません。

 

■私とお客様との体験談


体験談を、箇条書きで、順を追って書きます。音の焦点の「存在」を、明るみに引きずり出せるものと思います。

1)クラウンD45をあるジャーナリストのかたにお譲りしました。

2)その性能を非常に気に入っていただけたのですが、それまで持っていた米国製の140万円のパワーアンプも、ふくよかな味があり、悪くないと言われました。

3)音には、メガネのレンズのような「焦点」があることを説明させていただきました。

(D45 の音を、ふくよかな音にすることも可能であれば、140万円のアンプをシャープにすることも可能であり、それはスピーカーケーブルの選択と長さだけで、ど うにでもなることを、説明させていただきました。そして、機材の善し悪しを公平に評価するには、双方とも、ベストポイント、つまり、生音に最も近いところに、スピーカーケーブルだけで調整して、持ち込み、いづれのアンプのほうが優れているのかを判定しなくては(いづれが生音に近いかの判定です)、人間の耳には、アン プの善し悪しなど分かるはずがないことを、説明させていただきました。)

4)そのジャーナリストのかたは、音の焦点合わせに、取り組みました。双方とも、ベストポイントに持ち込んで、いづれが優秀なのかを、判定できる状態に持ち込んだということです。

5)そのかたは、140万円のアンプのほうを、売却されることになりました。

6)そのジャーナリストのかたの親友の医師のかたは、オーディオの象徴、またしても、マ○○○ビ○○ンの登場ですが、その虜になっておられました。

7)ジャーナリストのかたが、親友の医師のかたの自宅に、クラウンD45と、焦点の合うケーブルを、そのまま持ち込んで、その場で、ベストポイントの音、生音に最も近いポイントの音を聞かせました(その場で音の焦点を合わせ直したかもしれません)。

8)親友のかたの分のクラウンD45も、ジャーナリストのかたが代理で購入され、その医師のかたも、マ○○○ビ○○ンを、売却されるに至りました。

 

体験談は、ここまでです。この体験のやりとりには、それほど多くのメールの交換を要しませんでした。
とても簡単なことですから、数通のメールのやりとりで、十分だったのです。

また、一度行えば、誰にでも、すぐに覚えられることに過ぎません。将棋の駒は、種類が多いです。しかし、音の焦点合わせは、ケーブルが短いか長いか、太いか細いか、メッキか非メッキか、それだけです。将棋の駒の動かしかたを覚えることよりも、さらに簡単なことです。

 

■結論です


ア ンプも、音源も、スピーカーも、全てそうですが、「音の焦点」を合わせてみて、はじめて善し悪しが判断できます。
それには、いい加減なケーブルを使ってはダメです。メガネのレンズがいびつにゆがんでいたとしたら、危なくて、とても歩けたものではありません。
つまり、そのようなケーブルでは、何をしてもダメだということです。
ニコンやキャノンのレンズ、そういう精度のレンズ(ケーブル)で、焦点を合わせていかないと、我々は、音に対しては、まったくもって無防備であり、盲目同然です。

 

■結論の結論です


アンプやスピーカーを接続し、その時出てきた音、それが機材の音だと思うのは、「大・間・違・い」です。
我々は、最良の音を求めるのであれば、常に「自力 で」、「意図的に」、かつ「厳密に」、音の焦点合わせをしなくてはなりません。
これはしかし、一眼レフカメラを持っている人は、当たり前のようにしていることです。
一眼レフカメラの焦点を合わせていく精度は大変なものであり、ファインダーの真ん中に、普通は小さな○で、非常な精度で焦点が合ったかどうかを判定するものさえ付いていますし、今のオートフォーカスの精度は大変な精度でしょう。それらのフォーカス並みに、音の焦点を合わせましょう。それが当然です。

と、いうことです。

私は「厳密に」と、書きました。ベルデン8460、8470、WE18GA、WE16GA で、一眼レフ並みに焦点を合わせる方法と、その精度を、例に取ります。精度高く合わせるには、シャープ過ぎる音になるように、少々長めのものを入手して、 そこから切っていき、最後の勝負は、1.0センチか、1.5センチ単位で長さを決めていかなくてはなりません。勝負どころで、3センチ切りますと、切りすぎてどうにもなら なくなります。1.0センチか、1.5センチ単位・・・、そういう「厳密さ」です。
これがベルデン、及びWEの本性であり、焦点が完璧に合った時のベルデンやWEの、本当 の「底力」は、その時の音で、初めて分かります。

ただし、ボロいケーブルばかりが、世に、はびこっていますから(ベルデンのほうは、今となっては偽物だらけだと、お客様から聞いておりますので、WEの復刻版のほうを使ってください。)、ボロすぎるケーブルに比せば、適当に2mでWEを接続しても、劇的に音が良くなることも、これ当然です。

 

◎問題は、常に、次の課題です。

「どこまで良い音を出したいのか?」

こればかりは、しょせん、趣味・遊びのことです。個人の選択によります。適当で良いというかたもみえるでしょうし、エベレストの頂を極めたいというかたもみえるでしょう。

 

■デジタル音源について


iPod のようなデジタル音源、これは、音が濃くなればなるほど、シャープな音になっていきます。つまり、情報量が多いのは、シャープな音のほうだと考えられま す。
新型のiPodが、旧型よりもシャープな音になっていたとします。それは進化の証明であり、良くなっている証拠です。スピーカーケーブルで調整されて、焦点を合わせてみて、初めてそれが濃密な、「アナログの初期盤」並みの音に進化していることが、分かります。

 

★銅の単線の結び方(プロの結び方です。)


下記は、音がシャープ過ぎて、銅の単線を長く引く場合に、短かかった場合や、切って短くしてしまった場合に、単線と単線を結ぶ方法です。
プロの方法ですので、音質の劣化がありません。参考にしてください。

 

■鬼門コーナーの、17項目めの、推薦スピーカーについて、追記いたします。


なぜ、当サイトで、推薦スピーカーとして、前項目で、EVとJBLのプロ用スピーカーの数機種をご紹介したのか、その理由を、音の焦点から説明しておきます。
ツーウェイのスピーカーのスペックで(映画館用、コンサートホール用などのプロ用スピーカーは、ほとんどがツーウェイです)、まず見るべきところは、クロスオーバー周波数です。この二機種は、EVのTOUR X が1650ヘルツ、JBLのJRX 115が、1600ヘルツです。まさにこのあたりのポイントです。このポイントと音の焦点は、密接に関わり合っています。

このあたりの、クロスオーバー周波数こそは、まさしく往年のモニターの王者であり、プロの中のプロの道具であった、
アルテック612Aが備えていたユニットの、アルテック604型と同じあたりの、クロスオーバー周波数になります。

1600 ヘルツあたり以上を受け持つドライバーの場合には、その音量を上下することにより、ケーブルの長さ調整で行う焦点合わせと、全く同様のことが、実に簡単に できてしまいます。ということは、音源が変わったとたんに音の焦点が狂う、機材を変えたとたんに音の焦点が狂うなど、音の焦点に関わる諸問題が、優れた チャンネルディバイダーさえあれば、即座に解決できてしまうということを意味します。

ウーファー側から考えま すと、ウーファーが1600ヘルツあたりまでの中域まで受け持てる高性能な「38センチ口径のユニットを備えたスピーカー」というのは、高域のドライバー 側の音量だけで、音の焦点の調整ができてしまうということです。つまり、ケーブルを入れ替えなくても、ケーブルの長さ調整などしなくても、優れたチャンネルディバーさえあれば、その種のスピーカーは、即座に「音の焦点」を合わせてしまえます。「音の焦点」の問題は、最初からクリアーできてしまっています。この理由から、発展性がありますし、マイクを変えると焦点が変わる、マイクアンプを入れ替えただけで焦点が急激に変化を起こしてしまうというようなプロの現場でも「即戦力」になるという意味合いもあって、あえて、ここの鬼門コーナーの、17項目めでは、そのクロスオーバー周波数を兼ね備えたスピーカーを中心に、推薦させていただいている次第です。

このことから、往年のスタジオモニター、アルテック612Aのクロスオーバー周波数を、アルテック社が1600ヘルツ近辺に設定していた理由も、
ごく自然に当たり前のこととして受け止めれるのです。
(スタジオモニターや、狭めの映画館用のスピーカーの場合です。大きいコンサートホール用は、もっと下にクロスオーバーポイントがありますから、部屋には向きません。それがアルテックA7、A5です。それらは、800ヘルツ、500ヘルツがクロスオーバーポイントですから、部屋で鳴らすオーディオでは、いくら努力しても「音の焦点」は、合いません。ホールでは、そのクロスオーバー周波数が適合しますが、狭い部屋では合わないのです。)

プロケーブル注:)広い場所で鳴らせば鳴らすほど、クロスオーバー周波数は下がっていきますから、コンサートホール用のスピーカーは、1600ヘルツ前後より低い、800ヘルツ、又はもっと広い場所用のスピーカーですと、500ヘルツあたりの周波数でクロスオーバーしています。したがって、その種のものは、部屋には向きませんと断言出来ます。


◎これは非常に重要なことです
オーディオの場合には、チャンネルディバイダーを使うよりも、ケーブル長、ケーブルの太さの選択だけで焦点を

合わせ ていったほうが、音質的には、若干ですが、勝ります。例えそれが、世界で最良のチャンネルディバイダーだったとしても、です。

■チャンネルディバイダー


多くの場合、チャンネルディバイダーを使うオーディオのかたがたは、「逃げ」で使っています。どうにもセッティングできなくなってしまい、
それを、オリジナルネットワークの品質の悪さのせいにして、チャンネルディバイダーを使うというケースです。

これではいけません。まずは、初歩の初歩、音の焦点の調整から覚えることが必要です。そのほうが音は良いのです。音が悪いのは、
オリジナルネットワークのせいではありません。回りのアンプやケーブル類の品質が、異常に悪過ぎるからに他なりません。

チャンネルディバイダーが本当に必要なのは、プロの現場だけです。そのうえ、良いチャンネルディバイダーなど、容易に入手できるものではありません。良いチャンネルディバイダーは、今後、良いものが出てくるのを、待つしかありません。

 

■最後に(音からさかのぼり、どこに焦点があるかを探る)


音がシャープ過ぎるとします。シャープ過ぎて、アンプの出力端子の部分で、すでにシャープ過ぎる状態にあると判断できたとします。
これは、電源で、あまりに も高性能過ぎるものを使った場合、起きることです。このレベルの電源は、メーカーの「想定外」の電源であり、
自力で音をゆるめる必要があります。メガネの度数は、近視用のレンズではなく、全く逆であり、遠視用になると言えます。

この場合、アンプの出口から先、ス ピーカーまでの間で、つまりスピーカーケーブルで、音をゆるめていかなくてはなりません。
レンズの度数を、遠視方向に上げていかなくてはなりません。その場合の選択肢は、ベルデンやWEではありません。
ベルデンやWEは、近視用であり、さらにシャープな音になり、聞いておれません。その際の最善の選択は、 スピーカーケーブルではなく、AE線の1.2mmです。(VVFの1.6ミリよりは、使いやすいでしょう。)。より線のスピーカーケーブルでは役に立ちません。キャブタイヤケーブ ル程度のものではダメだということです。

そして、銅の単線しか使えません。その他の材質は「全て鬼門」です。

AE線を長くしていって、音をゆるめながら、どのポイントが一番生音に近いかを、探ります。この場合には、伸ばせば伸ばすほど、音は柔らかくなります。

ベルデンやWEとは、全く逆の特性を見せます。

AE線、 これを必要とされるかたは、珍しいと思われます。バッテリー並みの電源であり、さらには、音源がiPod並みか、それ以上に濃い音の音源を
使われている場合に、はじめて必要になるものです(音源が濃い音ですと、音はシャープ過ぎる傾向を見せます。これは覚えておいて下さい。
音の善し悪しの判定基準になります)。このAE線の性能は、50m引いても、周波数特性が、微動だにしないほど、際立って優秀です。
WEの線材と全く同等のレベルです。このことを私は音から知っていましたから、200Vを引く時、 配電盤から変なオーディオ用ケーブルは使わず、必ず、壁内専用電源ケーブルの、工事屋さんが持ってくる、VVFを使ってくださいと(VVFも、AE線並みに音が完璧にフラットです)、200V工事の方法として記述している次第です。

さてここで、いかにも起きそうなことには、あらかじめ、釘を刺しておきます。

電源が異常に良かった場合に、AE線がたまたま合い、それが非常に良かったからといって、普通のかたにAE線を薦めるのは、おかどちがいであるということです。

誰もがそうでしょう、他人のメガネをかけることには、何の意味もありません。誰もが、自分の目にぴったり合った、特注の、あつらえの「レンズ」を必要としています。

なお、銅の単線が良いからといって、WEの銅の単線がよかろうと思うかたもみえるかもしれませんが、そんなものは同じです。
いや、本当は、WEの単線の銅の音はいいのですが、ごくわずかしか、残っていませんので、問題外とします。

一般的な考え方を、ここに提示しておきます。

世界中、ただの銅の単線は、ほぼ同じであって、時代によって多少は違えども、現代のAE線も相当に凄いものですから、全く気にする必要はありません。
メーカーなど、選ぶ必要はありません。AE線はAE線なのです。

それと、50m引くのに、WEの銅の単線は、もったいなさ過ぎますし、それは合うとは限りません。

クロスオーバーする時に、電源も高度なものだ。そんなときには、ウェスタンエレクトリックの銅のより線(WE復刻版など)に、100V電源時のように、適正ケーブルは、戻っていきますので、クロスオーバーされる場合には、WE復刻版をご利用下さい。

 

■追記いたします。


WE、 ベルデンの太いもの(10GA、12GAや10GA)は、ある程度の長さを越えますと、どんどんシャープになっていくわけではなく、一定の音を維持しはじ めます。
15m引いても20m引いても同じだという世界に入り込みます。ここのところが、WEの、さらなる底力です。音のことが、全部計算されているというわけです。
ベルデン8412や8423、88760のラインケーブルも、非常に長くなった場合、全く同様の現象を見せます。コンサートホールでは、その ほうが使いやすいのです。
この場合のプロの現場での「音の焦点合わせ」は、スピーカーケーブルの長さの微調整ではなく、太さの選択のほうによります。

が、PA業のかたがたの、何人に一人のかたが「音の焦点」の事など把握しているでしょうか?、はっきり申し上げますと、普通のプロのかたは、知りません。

WEは「音の焦点」の事までは、公開しませんでした。
ということは、自力で見つけ出さない限り、知る事の出来なかった、今まで、随分長い期間、それこそ一世紀近くも、蜃気楼のようなものだったのです。

しかし、それもここまでです。今や、誰もが知る事が出来るように、当店が公開しました。が、これも日本国内のみであり、しかも、長い文章を読む知力があり、さらに、将棋の指し方を覚える気力のあるかただけが知るところとなるだけでしょう。それでいいのです。それ以上は、当店も、期待していません。

さて、WEの太さと長さの話題に、戻ります。

つまり、WEやベルデンは、とことん、その素性が音楽用なのだということです。WEのスピーカーケーブルにつきましては、12GAや10GA、8GAまで、少々は手持ちにありますので、コンサートホールなどで必要とされているプロのかたがいらっしゃれば、お問い合わせください。

このあたりの太さになりますと、WE、ベルデンは、入力ワット数と、その距離とが、見事に一致しはじめます。
片チャンネル200W入れたいときは、12GA でしょうか、300Wですと、10GAあたりでしょうか。500Wですと、8GAでしょうか。
ホールの大きさによって、ワット数は決まってくると思います。ということは、ホールが大きいほど、ワット数は増え、ケーブル長は必然的に長くなります。
WE、もしくはベルデンのケーブルの太さと音は、それに見事に一致していて、プロフェッショナルが関わっている場所での、最善の音を約束してくれるのです。

なお、サラウ ンド環境で、10m以上ひかれたいかたは、12GAが音的に適正になりますので、必要でしたら、お問い合わせください。14GAで、10m以上でも、もたせるテクニックもありますが、それは難しくなります。12GAを使うほうが簡単です。15m程度か、それ以上引かれたいかたは、10GAでしょう。

かたや、AE線などのほうは、音楽用ではありません。用途違いのケーブルですから、ちょっと違います。引けば引くほど柔らかくなっていくはずですが、これも、2mを4mにして合うからといって、25mを27mにして合うわけではありません。その場合には、25mを、おそらく、50mにしなくてはなりません。

さて、この現象、長さによって音が変化していく現象が、なぜ起きるのかについても分かってはいますが、ここでは、「音の焦点」が本題です。
後の項目で書ければ、そちらに譲りますが、知らなくても構わないことに過ぎません。割愛するかもしれません。

皆さんが知ると混乱し、今までの10倍の説明を要するような事を、当店はあえて、書くつもりはありません。
皆さん誰もがご存じの、日本を代表する超大物大学の大学院のかたに、しつこく聞かれて、教えなくても良いことまで、教えてしまった事がありました。案の定、そのかたは混乱して、今や、オーディオの泥沼に落ちてしまっていると思います。

勉学で高得点を上げる為の「小手先の知能・記憶力」と、真実に向かう為の「直感・知恵」とでは、残念ながら、次元が全く違っていたのです。

そして、お客様がいづれに属するのか、当店には、皆目分からない以上、このことにつきましては、永遠の謎とさせていただきます。
一眼レフのレンズの、オートフォーカスの焦点が合っていく過程の仕組みなど、知る必要はありません。知ってプラスになる事ではありません。
マニュアルフォーカスの使い方だけを、覚えて下さい。




プロケーブル注:)今日は2015年の11月13日です。この記事を書いてから、ずいぶんと月日が流れました。
それとともに、マックのノートパソコンの性能も、OSXの性能も、劇的に上がってしまいました。その結果として、音の焦点は、さらに遠くなっていっています。


下記は、マックのノートパソコンを使っただけで(おそらく機器セットも組んでみえます)、AE線が片側120mになってしまったという報告です。
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★音の焦点は必ずある!

いつもお世話になっています。ちょっと嬉しくなって思わずメールさせていただきました。
9月にMacBook proに変えた事により、WE16GAからAE線に変更しました。当初、100vからの昇圧トランス使用の為これぐらいかなと思い、プロケーブルさんからとりあえず20m購入しましたが全くダメ。その後40、100mと延長してきましたがやっぱりダメでした。
200vも引いてないのに、これ以上延長するのは有り得ないのでは?と思いましたが140mまで延ばしてみました。
すると確かに多少聴きやすくはなりましたがバランスがおかしい。いくらMacBookとはいえ、所詮100vからの昇圧では音の焦点も合わないのか?と思いました。
しかし、アレン&ヒースからヘッドホンで聴くととんでもない音が出ています。どうもシャープすぎるのではなく、これは長過ぎて逆に音が出ていないようでした。
それから3〜5mづつ何回か短くしていくと、ん?と思う音がやはり出てきました。しかし、まだ何曲か聴きにくい曲があったのでもう2m切って聴くと、有りました!ようやくたどりつけました。音の焦点。やはり高音、低音がどうなどというレベルではなく、生演奏です。多分、120m前後だと思いますが、200v電源ではなくてもこんな長さで焦点合う所があるんですね。
ちょうど近くにいた娘が「焦点のあった音っていい音?」って聞いてきたので、「聴いたらわかるわ」って1曲聴かせると、曲が始まってすぐ、「おっ」と言って身を乗り出して聴き入っていました。いやー、今回は少しあせりましたが本当見つかって良かったです。
またEVにスピーカー変える時はよろしくお願いします。
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以上です。ここには、マックのパソコンとOSXとの、劇的なる進化が、うかがえるのです。

 

■要注意事項


実に不審なことが起きていましたので、ここに書いておきます。

当 サイトで推薦させていただいているスピーカーを買われたお客様が、音の焦点の調整に取り組まれました。
そして、ベルデン8470の2.5mと、VVFの 15mだったか、その違い、善し悪しが、全く分からないと言われました。
そのかたはバランスケーブルでCDPからD45アンプへの、直結でした。D45と EV(エレクトロボイス)、それで分からないはずがないのです。
そのようなことは、「確・率・ゼ・ロ」の比率で、あり得ない話です。

当 初は3番ホットの間違いではないかと思われたのですが、そうではなく、その機種は2番ホット、3番コールドでした。
すなわち、その30万円以上もする CDPのバランス回路など、ゴミ同然のもので、単なる「お飾りもの」に過ぎなかったのです。
周波数特性が、いや、おそらくあらゆる特性という特性が、ゆが みきっており、「むちゃくちゃ」なものです。

結局、最後には、RCAから変換ケーブルでD45に入れていただ いて、やっとのことで解決をみて、皆さんのように焦点合わせが出来る状態に、とうとう復帰された次第です。
こればかりは相談されても原因が分からず悩んだ 次第ですが、当人様の悩みは数十倍も深く苦しいものだったと想像します。
そしてそのCDPは、国内有名メーカーの製品だったと、証言します。

この種のことにつきましては、

23)バランス転送・その実態(要注意)

上 記に詳しく記述してありますが、それでは、2番ホット、3番コールド、そして、+4dB出力ならば信用できるのかという課題が、浮かび上がってしまいまし た。

その機種は、実にそのスペックだったのです。一体全体、ゴミで、いくらの金銭を騙し取りたいのか、彼等はどういう「危険な領域」に手を伸ばしはじめて しまったのか、改めて驚きを隠せませんでしたし、同時に、その存在の危うさも、痛感してしまった次第です。いや、そのような認識は、彼等にはないのかもし れません。

「技術の全くないメーカー」というだけなのかもしれません。

音源につきましては、このように、どう せ「お飾りもの」と「デザイン」だけで、5万円のCDPを30万円の「高級CDP?」に化けさせているだけなのですから、中古で1万円か2万円程度で買え るCDPで十分と言えます。ただしCDPはエラー訂正が全く効いていないのですから、中古の場合、読み取りレンズの清掃くらいは、しないといけません。

でなければ、iPod、又は、パソコン出力です。

 

■不審事項・追記致します。


上記のことと全く同様、バランス端子からの音で、焦点が全く合わせられないという現象が、同一メーカーの、さらに高額な(70万円)CDプレーヤーで、別のかたにも起きていました。またしてもRCA端子から音を取ってくださいと、同様のアドバイスを必要としました。これではきりがありません。
当事者だけには 分かるようにしておきます。社名、正式名称の公開まではできませんが、カタカナで○○○○ッ○というブランド名です。ご自分でお使いのかたは文字数で分かるでしょう。その場合、「音の焦点合わせ」という価値観に限っての事ではありますが、バランス出力はゴミです。捨ててください。必ずRCA端子から、音を取ってください。ただし、そのバランス出力からの、ゆがんだ音が好きなのであれば、それはそれでいいでしょう。

 

 

 

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これより先は、「お客様の声」とします。
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★番外篇(2014年以降にいただいた最新コメント集を、番外篇とします。)

1番さんのコメント: いま思うと、その「音の焦点」らしきものにわずかに近づいたと
思えることがありました。かなり生々しい空間が現れてぞっとした快感でした。


プロケーブル 様

本日、商品が到着しました。
ありがとうございます。


注文してからも、貴社のホームページを読み進めながら、どんどんと
いままで知らなかった新次元の世界に引き込まれてゆきます。
本質に向かっての膨大な試行、体験の情景を想像して
わくわくしてきます。


18年前まではオーディマニア的にいろいろと
好みの音出しに格闘していたことがあり

いま思うと、その「音の焦点」らしきものにわずかに近づいたと
思えることがありました。かなり生々しい空間が現れてぞっとした快感でした。

(大抵は、50年代・60年代のレコード盤だったような、、、)
それは、意図して再現できるわけでなく、たまたま何かに条件うまく重なって
体験できる感じでした。

レベルの高い「音の焦点」をモノにするためには
元コンセントの対策とかを含めると、かなりじっくりと
手順を考えながら取りかからねばと
自分を冷静にさせようとしています。


実は、1ヶ月ほど前から、思い立って
最近話題のハイレゾ(PCオーディオ・ネットワークオーディオ)ならば
また あの体験を確実に味わえるのではと期待して
いろんな情報をかき集めて、機材を注文して揃えている最中に
プロケーブルさんのHPにたどりついて
あまりの「パラダイムシフト」に感銘し、すでに納品された
他社の電源関係の機材を急遽返品して
いくつか機材をお願いしたわけです。


あわてず、時間をかけていろいろと試行を楽しみながら
セッティングしていこうと思います。



ときどきメールしますが
きょうは、取り急ぎこれで失礼いたします。



プロケーブル注:)非常に重要な事を書きます。このかたは、レベルの高い音の焦点をモノにする為には・・、と、記述されていますが、当店から見ていても「音の焦点」というのは、レベルが高い事なのかもしれないと、最近思うようになりました。

といいますのは、普通の知能のかたでは、まず音の焦点をモノに出来たかたがおられないからです。それどころか、音の焦点を否定して、当店を誹謗中傷する、「次元の低過ぎる者」さえ登場してくる始末です。

ここを読まれたかたは、音の焦点とは、レベルの高い、次元の高い話なのだと、最初から分かったうえで、挑戦されてください。又は、音の焦点を理解している、当店のファンのかたが身近におられる場合には、お願いして、音の焦点を合わせてもらってください。



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2番さんのコメント: 正しい道しるべが無ければ、山には登れない!!

タイトル:お礼とご報告

広島県廿日市在住、○○○○です。
引き続きお世話になっています。

電源タップやケーブル類が一通り揃いましたので、いよいよ音の焦点合わせにとりかかりました。

いまの所、100ボルト環境ですが、2m当たりです。 ( まだまだキツイ音なので、もっと追い込めると思います。)
直線200~300mの所に変電所があり、目と鼻の先の電柱に筒型のトランスがあり、そこから直接電線が引き込まれている為、恵まれた環境のようです。
勉強不足があったため、少し道に迷いましたが、今現在は良い方向に向かっています。

最初は重鉄10口タップにメッキのモデムとルーターのコンセントを他の非メッキの物と混同して差し込んでいました。(非メッキの変換アダプターも用意していたしたが、ACプラグの為、アダプターとの二段重ねにすると不安定で抜けそうでしたのでそのまま差し込んだ次第です)
これがとんでもなく悪さをしていたようです。


恵まれた電源環境にも関わらず、3mのスピーカーケーブルでは、音のビントがゆるすぎると思い、4mに繋ぎ直してみましたが良くなる気配がありませんでした。
これは何か勘違いをしていると思い、教科書(Proケーブル HP)を読み直しました。
トランスのページだったと思いますが、それぞれのコンセントに1本のケーブルを使うとの文章を読み、重鉄タップにメッキ物を混ぜてしまっている事に気がついたのです。
早速、別の壁コンセントから延長コードを引っ張り、モデムとルーターを重鉄タップから分離しました。
そのとたん、キンキンの音がスピーカーから出てきました。笑

メッキの弊害を軽んじてはいけませんね。
私たちは幸せです。
何故なら正しい教科書があります。

正しい道しるべがあるからこそ山にも登れます。
私はやっと登山口にたどり着いたところでしょうか。
ゆっくりと楽しみながら音楽と映像を楽しみたいと思います。

良い商品を迅速に届けてくださり、いつもありがとうございます。

~追伸~
前回、テレビの色彩が嘘臭さいほど派手になったと報告しました。
今回ベルキンのHDMIケーブルに変えて自然な綺麗な色になりました。
今後の目標は、パソコンの電源周りとBD鑑賞時の4チャンネル化を図りたいと思います。
仕事にも張りがでます。



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3番さんのコメント: 1.5mから2.0mに変えただけで、周波数特性が大幅に変わってしまった!!

タイトル:PRO Cable様 御礼


先日、BELDEN 8460 2m(2本)を購入した神奈川の○○と申します。御社ホームページに載っていた音の焦点を実践してみたく購入させて頂きました。


これまでもBELDEN 8460を1.5mで使用していましたがシンバルなどの金属音がこもってしまって綺麗に聞こえない状態でした。そこで御社のホームページにあるように音の焦点を実践すべく2mに変更しました。


結果、とてもきれいに金属音が鳴るようになりました。
周波数特性の測定も行いましたが以前に比べ1kHz以上がおおよそ+5dB、大きな上下があった500Hz前後もだいたいフラットになりました。最終的にはニュースの話し声や虫や鳥の鳴き声などを聴きながら1.5cm×2回(3cm)切って焦点があったと判断しました。ボーカル音源でブレス(息継ぎ)の音がとてもクリアに自然に聴こえるようになってびっくりしました。



使用機材はPCオーディオ用で以下の通りですが音の焦点の効果は絶大でした。

貴重な情報をありがとうございました。


●使用機材

PC【windows7 32bit、TEAC HR AUDIO PLAYER、WAVファイル】
USBケーブル【ELECOM フェライトコア付き 0.7m】
AMP【TEAC A-H01】
SPケーブル【BELDEN 8460 1.97m】
SP【ONKYO D-112EXT】


○○○○




プロケーブル注:)こと音の焦点に関しましては、素直な心根のかたのほうが、圧倒的
に得をされているのではないでしょうか。これです。このかたが書かれた、このままが、
「音の焦点」の正体です。





★下記からは、昔にいただいた、通常コメント集です。
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Aさんのコメント:

PRO Cable 様

その後、もう少し試行錯誤してみました。
結果として考えられるのは、プリアンプがなくなることにより、民生用JBLの弱点が露呈していたように思います。 現状、VVFでiTunesのイコライジングを施した時、はじめて良好なバランスを得られるようです。
長さを調節するだけではバランスがとれないのです。
つまり、これはフラットなスピーカーではないようですね。

おそらくフラットでないプリアンプによって、同様にフラットでないスピーカーの欠点がカバーされていたものが、直結によって、問題点として浮上したように思います。

 

今後の方針としては、このスピーカーでのケーブル合わせではなく、やはりおすすめのスピーカーを導入することを考えてみます。
狭い部屋では小型スピーカーのほうが良い、などという言説もデタラメなのですかね?

(プロケーブル注:根も葉もないデタラメです、安価なものを高額に売りたいがための、「狂言」です。)

 

ちょうど、「音の焦点」を発表されたようで、読ませていただきました。まさ に、おっしゃる通りで、実際にBELDEN8470とVVFの両方で、切っては繋ぎを繰り返してきましたが、その変化を耳にして、はじめてケーブルという ものの、本当の使い方を感じることができました。
短くてもダメ、長くてもダメで、まさにレンズのピント合わせに相当する作業でした。

オーディオ界に蔓延する「ケーブルは極力太く短く」というような言説はいったい何なのか、と思ってしまいます。

 

○○

プロケーブル注:)ボロいからこそ、短い方が、特性がゆがむという「被害」を最小限にできるというだけのことです。その種の三流品を長く引くと、音はむちゃくちゃになります。これもまた一部始終デタラメであって、本当に良いケーブルは数十メートル引いてもフラットのままです。なお、太いほうが良いというのも、これ見てくれだけで、高額に売りたいがために業者が継続的にばらまいてきた、真っ赤なデタラメ、つまり、「デマ」です。注意すべきは、オーディオ雑誌までもが、デタラメを吹聴し、「デマ」の流布に、協力しているのだということです。



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Bさんのコメント:

VVFのセッティングですが、19.2Mでばっちり決まりました。 あまりの嬉しさに感想を書かずにはいられませんでしたので、ご報告させて頂きます。

PRO CABLE様、いつもお世話になっています。

昨日スピーカーケーブルのセッティングがばっちり決まりました。今回 D45と620B(注:アルテック604ユニットの入ったものです)にて組み合わせましたが、セッティング無しの状態でもとてつもなく良い音で、感動を覚えました。
しかし音の焦点でもあるように、カーステレオの方が良く聞こえる音もあって・・・
この最強の組み合わせで何が足りないのか・・・
ケーブルでのセッティングだったのですね。
VVFの38Mから10cmずつ切っていって、ボーカルの声が生音に近くなるところを探っていきました。
セッティングする前はうまくいくか不安でしたが、なんてことはありませんでした。
人間の耳は本当にすごいですね。
音(声)がどんどん手に取るように良くなるので、すっごく楽しい作業でした。
19.2Mのところでバッチリセッティング出来ました。
今までのオーディオ人生15年間、いったい何をやってきたのか・・・という感じです。
(今までQUEENとVOWWOWを良い音で聞きたい!)という目標が昨日達成出来ました。

これで、私の今後はオーディオ天国です(^^) 本当に有難うございました。

これから、車のセッティングをしていこうと思います。
今は暑い時期なので、もう少し涼しくなりましたら行いたいと思います。




プロケーブル注:)文章の色は、ここでは、送っていただいた原文通りにさせていただきました。このかたは凄いです。VVFの20mレベルで、10センチ単 位での微調整というのは、凄いことなのです。WEに比べてVVFはもう少しおおざっぱな筈です。その、完璧な精度になるまでの追い込みが、凄いところで す。
なお、このかたの部屋の音は、私には聞こえて来ています。どういう音なのか、単刀直入に表現します。訪れた人全員が、プロのかたがたでさえ、一人残らずギョッとするほど、凄まじくも生々しい音と言えば、レベルが分かりますでしょうか。
なお、もう少し詳しく書いておきますが、VVFは通常、200ボルトでもまだ必要ありません。200ボルト+アイソレーション電源レベル以上の電源の場合です。少々の例外はあるものの、それが一つの目安になります。



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Cさんのコメント:

プロケーブル 様

○○です。
5月頃に、アナログカートリッジのリード線について「エナメル線」が良いと教えていただきまして、本日、やっと作ることができました。すごいですね〜、本当にパーフェクトです!

正直、半信半疑だったのですが(スイマセン)またしてもやられました!
今まで聴いていた音はなんだったのかと思うほどで、私としてはiPodより衝撃です。

正確にはエナメル線ではなく「ポリウレタン線」で、近所のスーパーに売っていた0.4mm径の70円位のものです。

数十年ぶりのハンダ付けなので細工は下手くそ、それでも非のうちどころがない良い音がします。全然クセがなく自然で、しかもどのリード線より鮮明。大満足です。

私のような素人は、オーディオ店に陳列してある商品を見て「こういうものなんだな」と学習してしまうんです。

リード線も、売っているものを見て「こういうものなんだ」と思ってました。

でも、その学習は全くアテにならないことに今気づかされました。ん〜、素人がオーディオ業界の陥穽から逃れるのは難しいものです。

これからもプロケーブル様の文章を読んで陥穽にハマらない体質を作ることにします。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
 

プロケーブル注:)さて、VVFに限らず、非メッキの銅の単線のフラットさは完璧です。
エナメル線でもそうです。私は実は、エナメル線の音をアナログで聞いたことなど、当然ですが、ありません。
しかしエナメル線を思い浮かべましたら、すごく良い音が聞こえてきましたので、エナメル線をご紹介した次第です。
メッキの銅の単線ともなりますと、またしても、WEかベルデンでないと使いものにならないということになると思われます。
なお、アナログは、微小信号であるため、iPodなどのライン信号に比べますと、多大なるノイズを受けています。
ノイズには、良質のノイズと、悪質なノイズが存在します。これについては、なぜデジタル音源は濃くなると音がシャープになりがちなのか、なぜアナログは音が濃くてもシャープ過ぎる状態にならないのかについて、後に記述したいと思います。
これもまた、とても単純なことに過ぎません。
「アナログは柔らかい、デジタルは硬い」などというのは、セッティングの能力が足りないというだけです。
アナログはシールドもされておらず、ノイズに対して全く無防備ですが、アナログが受けているノイズは良質ですので、これは気にする必要は全くありません。



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Dさんのコメント:

プロケーブルさまへ

先程、VVFケーブルを18mから6mに変更して試聴しましたが、かなりピントが合ってきた感じです
具体的には、ボーカルは更にリアルに..バイオリンの荒さが大分取れてきて立体感が増してきた。又、全体に滑らかに優しい音に変わってきたような...

以上は深夜4時の話なので、あまり大きな音量は出せない状況です。
日曜はスピーカーのネットワークにVVFをダイレクトにハンダ付けをし、微調整をトライしてみようかと思います。

4〜6mの間に生音が再現可能の兆しが見えてきた感じです。
早くゴールにつきたい!!!  です。

以上、又レポート致します。 ○○

 

プロケーブル注:)このかたの使用スピーカーは、推薦スピーカーのコーナーでご紹介しているJBL115です。
なお、電源はBさんと全く同じものを使ってみえます。
音源は、こちらのかたは、CDPです。Bさんは確かiPodだったと思います。
音源やスピーカーによって、これだけ焦点が違うということです。
「音の焦点合わせ」というセッティングなしでは、スタートラインにさえ立っていないのだということが、ここを読まれるかたに、とても分かりやすくなってきたものと思います。
そして、なぜプロの現場が、音質を少々犠牲にしてでもチャンネルディバイダーを必要としているのかも、明瞭に理解できることと思います。



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Eさんのコメント:

焦点のお話ですが、そういえば、うちは、セッティングの関係で、右SPは2M、左SPは4MのWE16GAなんです。
D45のボリュームを左右で絞って片方ずつ聞いてみました。

なんと、仰るとおり、右SP2Mは聴きやすいけどピントが甘い、左SP4Mは情報量が多いけどシャープすぎてウルサい。

どうも、ステレオで聴いてて、妙な違和感があった原因がわかりました。

SPケーブルの長さより、ルームアコースティックの影響が遙かに大きいので、左右のSPケーブル長は違っていてもよいという説をずっと信じてきたのですが、どうもインチキ話だったようですね。まあ、フラットでない状態だと、違いがでないということでしょうか。

話は戻りますが、うちでは、結局WE16GAの場合、2M〜4Mの間に適正長があるということになります。

 

プロケーブル注:)WE16GAの場合、だいたい焦点は、こんなところで す。一般的には、通常100V電源の場合、3m少々でしょうか。音源や機材で変動しますので、特定はできません。ただ、ラインケーブル次第では、4mや 5mで合ったりもしますし、それを利用するテクニックもあります。

いづれにせよ、左右のスピーカーケーブルは、必ず同じ長さにされてください。基本中の基本であり、絶対に譲ってはならない部分ですが、長さ違いで注文されるかたもおられます。実に「やっかい」なことです。

こんなことは、オーディオメーカーをはじめ、オーディオ雑誌の今まで数十年以上の長きに渡っての、「だらしなさ」によるものであり、ばかばかしい限りのことです。

なお、長さによって音が変わらないスピーカーケーブルなどという宣伝を見たこともありますが、それもまたデマであり、インチキ話です。なぜ長さで音が変化するかを私は把握していますから、あり得ないことと、断言します。

万が一、長さで音が変わらないのであれば、焦点が合わせられないのですから、使い物になりません。困ってしまうことになります。でも、デマです。



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Fさんのコメント:

お世話になります.静岡の○○です.

スピコンが到着ししばらく聞いていました. 実験結果を報告いたします.

VVF2メートルなのですが、かなりソフトな感じを受けました

(WE16よりかなりアンプレベルを上げましたので、そういうふうに感じられたかもしれません….)

あとボーカルの高音の件ですがなぜかWE16よりもっときつくなりました….

結果、自分としてはWE16の方がより好ましいと感じました.

注:)これ実は、衝撃的なコメントです。このかたの使用スピーカーは、EV のZX4で、電源は、200V+アイソレーションものです。それでVVFではなく、WEの16GAの2mあたりで音の焦点が合ってしまっているということ は、ある種のスピーカーだと、VVFを20m近く引かなくては合わない、しかし、ある種のスピーカーだと、WEの16GAでいい、音の焦点というものは、 スピーカーによって、ここまで違うということになります。また、ZX4を、通常100Vで使用するときに、ならばどのようなケーブルを何メートル引けば合 うのか、WE16GAが、7mなのか、8mなのか、これも謎になります。ベルデン8460は18GAですので、そちらですと、3mか4mで合うのでしょう か。こればかりは、やってみないと分からないことです。アンプによっても、こういうことは、少々違うものであって、結局のところ、音を聞きながら、各自が ケーブル類を選択して、長さ調整を実行していかなくては、まともな音には決してならないというのが、音というものの「本性」です。ただ、EVのZX4、こ のケースは、非常に珍しい部類に属すると言えます。

しかしこれ実は、難しいことではなく、エレクトロボイスのZX4のほうは、 チャンネルディバイダーで言えば、1500ヘルツ以上が、かなり絞られている状態、ちょうどそのような特性のネットワークを、はじめから備えているという だけのことです。これは割と簡単なことなのですが・・・、

実に不思議な現象としては、VVFとWEは、全く対等、互角の性能なのです が、合わないほうは、音がおかしくなります。不思議に、フラットにかつ柔らかくとは、なってくれません。このことは、上記のコメントのかたの内容にも、現 れています。近視用のメガネと遠視用のメガネとは、相容れないもののようです。ただし、通常の電源では、大半はベルデンかWEで合いますので、VVFを必 要とするのは「非常に稀なケース」と認識ください。



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Gさんのコメント:

プロケーブルさまへ

やっと出ました『生音』!!!
VVF 20m〜18m〜12m〜11m〜 10m〜9m〜8m〜7m〜6mへ
そしてソースをプロの女性アナウンサーを聞きながら6mより10cmずつ確認して、
4.9mで生の声と思う音にたどり着きました。低域から高域までかなりリアルで、
全てはプロケーブルさんのお話の通りです。
ありがとう!

まだまだ上には上があると思います。
又、今のチューニングにおいて
バイオリン等、ソースによっては
若干硬く感じる事もあります。
そこんとこは今後もじっくりアドバイスを
お願いしたいと思います。
まずはご報告を...

   東京の○○より

プロケーブル注:)これも基本ですが、セッティングは、必ず人間の声を聞き ながら行わなければなりません。オペラ歌手のように器楽的に声を出すボーカルでは、我々には楽器の音と同様、それが生音か否か判断できません。話し声、ま たは、地声で歌うボーカリストの声です。ライブでの語り、観客の拍手、地声の歌声などが全部入っている良質の録音があれば、それが一番理想です。ホールの 反響音ですら、その帯域が偏っているかどうかで、生音に近いか否かを判断できます。拍手の音は、一人一人の拍手の手、その手の肉厚まで分かるように、セッ ティングします。我々は一人残らず、生まれたときから生音ばかり聞いて育っていますから、人間の声が生音か否かは、誰にでも即座に分かりますし、拍手のよ うな何気ない音や観客のざわめき、それらの音にも非常に敏感です。その場に自分が現実にいるような音、まさしくそのレベルの音にまで持ち込んでください。 いくら頑張っても、それが出来ない機材やスピーカーやケーブル類を、個人的な見解ではありますが、ここではボロいと表現しています。



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Hさんのコメント:

プロケーブル様
WEのケーブルよりも先日購入させていただいたベルデンSPケーブルの方が私のシステムには相性がいいようだと前に書きましたが、「音の焦点」合わせをやってみて驚きました。じ つは、ちょっと切ったぐらいでそんなに音が変わるわけないだろう、どうせなら10cm単位で切ってみようと、やってみたところ、短くするたびに、どんどん 音の重心が低くなり、高域は艶っぽく、低域はよりパワフルになり、細身で、音像が小さく、引っ込みがちだったヴォーカルも断然厚みが出てきて、劇的にバラ ンスが良くなりました。
今後のチューニング次第でまだまだ良くなりそうで嬉しくなります。
従来の音の指南書には、ケーブルはただ太く、短くとしか書かれていなかったことを思えば、このプロの奥義にはまいりました。
単にケーブルを換えただけではダメで、やはり使いこなしが大事ですね。
今度はWEケーブルで、もういちど試みてみたいと思います。



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Iさんのコメント:

ipod の話も論理的に目が覚めました!
普通のケーブルで聴いても素晴らしいので、やはりベルデンのケーブルがほしくなりました。よろしくお願いいたします。
さて、「音の焦点」と左側の皆さんのご意見を拝読しました。
今までケーブルやタップだけでも、取り替えるだけで大きな変化を享受してきただけに、今の段階でも納得できる話として勉強させていただきました。
プロケーブルさんの話が本当にわかりやすいのは、やってみたらその答えが音としてちゃんと現れるからですね。だから着地点の想定もつくのです。
皆さんもおっしゃっているように、今までのオーディオ関係では、そんな明瞭な回答は何一つありませんでしたから… バカげていました。
実際に電源が変わった段階でじっくり取り組んで、体験者の驚きを追体験してみたいと思っています。



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Jさんのコメント:

連絡が遅くなりましたがケーブル届きました というのも今現在までピント合わせをしてました 電源・iPodでケーブルも非常にヤバい事になるのは想像できましたので、今回は平常心でセットできました 2.5mでは高域がキツく、後は切って高域を落としてくだけだなと思ったのですが、最初の10cmを切った段階でボーカルと低音域が前にきたのは予想外で した ある程度高域を落としてからはボーカルが生音になるようにセットするのに夢中になりました 2.2mまではほんの十数分しかかからなかったのですが、そこからが大変でした ライブ音源では限界を感じ、地声に近いアーティスト数名のスタジオ録音ものの、特に音源の優秀なものをいろいろ再生させてチェックしていきました 2.05mまでいくのに二時間かかりましたよ(笑 そこからはマスターの説明にあった通り1.5cmで合わせていきました 1.5cmにもなると今まで接続していた導線の根元までしか切れないですね ビニールまで届かない作業でしたが、マスターは意味のないことは言わないかたですから1.5cm間隔で合わせていきました ここまで来ると地声のアーティストでもチェックが難しくなったのでテレビに繋げました 局によってノイズの入り方が違うんですね 日テレとTBSがわりとノイズが少なかったです CMは音が違いますね これがサラウンドなのでしょうか 特に最近映画館で見たのと同じCMを探し、同じ音になるように合わせていきました あとは金曜ロードショーの日本語吹き替えが丁度やってて良かったです ニュースなどのプログラムと比べるとフラットさが違いますね と いう事でスピードを見ながらピント合わせをし、2.05mから2.02mまでいくのに三時間 トータル5時間かかりましたよ じゃあ最初から2m買えよって周りには言われると思います(笑 が、初めて自分で音の調整が出来た満足感でいっぱいです 6時から始めて、ようやくこれから夕食です 音のピント合わせ最高です マスター今回もありがとうございました

プロケーブル注:)

これは、実は、凄いことが書いてあります。ロードショーの日本語吹き替えの 声のほうが、ニュースの声より、よりフラットだと書いておられます。この理由は想像がつきます。映画はおそらく古いものを放送しますから、一時代前のもの です。するとアナログミキサーの最高品質のものを、その声は通っているはずです。ニュースは現在進行形ですから、使い勝手、合理性が最優先です。現代のミ キサー、つまり大鬼門のデジタルミキサーを使っているはずです。その両者の違いは、誰が聞いても分かるほどの音の違いであり、子供にでも分かるほど、レベルは違います。

なお、このかたは8460の2.5mから調整されています。ボロいケーブル では何をしても焦点は合いません。ボロい機材も同様で、はじめから「音の焦点」など存在していない事があります。「いびつな形状の玩具のメガネ」では、当 然ですが、キャノンのレンズではありませんから、焦点は合わせられません。



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Jさんの追加コメント:

本当に大変でした タバコとコーヒーがものすごい勢いで消費されました(笑 うちの機材もとりあえずピントが合って良かったです これがクラウンやJBLになると1分の1スケールになるんでしょうねぇ 私も最初からこちらのサイトに出会ってれば周り道せずに済んだんですけどねぇ 比較的早い段階で気づいただけでもラッキーと思わなければ

プロケーブル注;)当店がなぜベルデン9497を扱わないのか(ベルデンの オレンジと黒のきつくよってある、誰もが知るあのケーブルです)、時々お客様から聞かれることがあります。その回答を出しておきます。Belden 9497は、理由あって、本場物でも焦点が合わせられるほど精度の高いケーブルではないからに他なりません。

プロ用ケーブルメーカーといえども、その中で本当に素晴らしいケーブルは、ほんの一種類か二種類だけです。どこのプロ用ケーブルメーカーも(といってもたったの数社ですが)、例外ではありません。

より多く店頭に並べておけば、おそらく、より多く売れます。それが理由で、Beldenには、実に様々なジャンルのケーブルがありますので、軍事用やコンピューター用のデーター転送用のベルデンのケーブルまで店頭に並べて「オーディオ用」として売っているケーブル店が、やたらと多いのです。それらは音楽用ではありませんから、「音の焦点」とは無縁のものになります。

また、ボロいものは、良い音のために存在しているのではありません。ボロいもの同士を比較して、ボロいことに起因する音の違いを楽しむという趣味になります。それは、精神的にとても苦しいことですから、起きている事に対して正確に表現するならば、「マニアックで特殊な変態のかたの趣味」、「例外的でマゾ的なかた、非常に稀なかたの趣味」ということになります。



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Jさんのさらなる追加コメント:

 

いてもたってもいられなくなりメールしました。昨日は一瞬も気を抜かずに集中していた後だったので、セットが終わっても耳が朦朧としていましたが、改めて聴いてみるとモノ凄いですね 私の中では電源・iPodの時よりも「生音感動指数」が高いです

以前使ってたケーブルもメーター1万2千円だったんですけど、本当に金額などでは比較できない世界ですよね 私は高級オーディオ店によく足を運ぶのですが、申し訳ございませんが、100万200万程度の金にモノを言わせたオーディオシステムでは、すでにうちのオーディオにはかないません まだスピーカーとアンプという双璧だけはプロケーブル様推薦を使ってませんからね 本当に凄いことだと思います マスターが何百万でもボロいって切り捨てる世界が垣間見えました とりあえず目の前でアーティストが歌ってるか弾いてるかと問われれば、2分の1程度のスケールでだが)YESと言えるぐらいになりました 仕事の疲れも吹っ飛びましたよ! これからもよろしくお願い致します



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またまたJさん追加コメント:

 

電源はノイズが入らなくなった点が素晴らしかったですね これにより長時間リラックスして聴けるようになりました 残念ながら○○○○さんでは駄目でした 次にiPodでCDの力をフルに引き出した感じがします (もちろんWAVのエラー訂正ありの状態です) これも○○○のプレーヤーでは到底出せない濃密さですね (一応AL24プロセッサ内蔵だったのですが) そしてケーブルですね スクリーンに映ってるアーティストを現実の世界に引きずり出すような作業でした という事で私の中では電源<iPod<ケーブルと感動指数が高くなります 特にケーブルはケーブル単体としての性能だけではなく、電源・iPod・アンプ・スピーカー全ての性能をフルに引きずり出してる気がします これはピントを合わせないかぎり、機材の性能をフルに発揮できませんね



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Jさんからの、さらなる鮮烈なコメントが続きます:

マスターは音の焦点について、何を今さらという印象をお持ちですが、現在オーディオフ
ァイルと呼ばれる、特にマニアな人たちのサイトや話を見ていても、誰もその事について
触れてませんし、内容を見る限り誰も焦点については知らないですね ただそれぞれのケ
ーブルの特徴を比較して、駄目ならセッティングをしてみようともせずにいろんなケーブ
ルを買っているばかりです (どのみちピントは合いませんが) 
考えてみると悲しい話で
す 
マニアな方々がこれでは私のような初心者・一般の方達は焦点について知る術もない
と思います しかし、これこそが本当の音を出す為に絶対に通らなくてはいけない試練
すし、これをやり切れるかやり切れないかでオーディオに対する一つの踏み絵になる
思います そこまでできないという方はミニコンポとiPodでも十分いい音がしますし、私の
友達のミニコンポなどは私が以前使ってた○○○○○のピュアモルトスピーカーに繋げ替
えただけで、たまに悔しいぐらいの音がします(泣 初心者の意見としましては、まずは手
軽にiPod・PC再生など、どなたでも簡単にできる方法でオーディオ業界の現実を認識して
もらい、
音の焦点こそ一番力を入れていかれると、迷える子羊の数が減ってく事だろうと
思います
 ‘カニバリズム’の項に出てきた最後の一匹のかたには申し訳ございませんが、
そのかたが破産しないことを祈るしかないですね
今ならマスターが‘記憶に残る人’の項で、今すぐ使われてるケーブルを売って下さいと
言われた心境がわかります ケーブルのセッティングに成功した他の人達も同様だと思い
ます 私たちの感覚とマスターの当たり前の感覚にはそれだけ広い川で隔てられてます
その川を広げていったのはオーディオ業界ですので、もう普通のオーディオ屋さんでは怖
くて買えませんね

プロケーブル注:)

試練・・・、踏み絵・・・、オーディオに級位や段位があるのならば、そうかもしれませ
んが、実際には「ただの趣味」なので、それは無いわけですから、「あてずっぽう」も個
人の自由ということでしょう。

ただ冒頭にも書いていますが「オーディオ地獄」から脱出したいかた、「泥沼」を這って
這って這い続け、生涯にわたって這い続けたくないかた、「破産」して野宿したくないか
た、かつ、本当に良い音を出したいかたには、真っ先に必要な知識ではあります。

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Kさんからのコメント:

プロケーブル 様
返事ありがとうございます。
おかげ様で、ようやく焦点を合わせる事を理解出来ました。
オーディオでは、すごく満足の行く結果が得られたので
友人にも このサイト見ておいてー。 と薦めています。

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Lさんからのコメント:

○○○です、ご無沙汰しています。
200V 化及びダウン&アイソレーション導入後、音ははめざましく進展していますが、
ここのところ仕事の関係で十分にスピーカの「焦点」を調整し切れていないので、
まだきちんと報告できませんが、そのうちに。たしかに VVF でばっちりです。
iPod 用ケーブルもいいです!

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Mさんからのコメント:

ダウン&アイソレーショントランス+VVFにて
音の焦点を合わせた結果、かつて100Vにて使用
していた電気系のアクセサリーは全て外すことになりました。

世間には、『機器を買い換えた程の効果』等と
謳ってインチキアクセサリーを買わせる悪質店が
数多く存在していますが、例えると土台が崩れかけた
家に無理やり修正補修しているようなもので、
実際に地震に遭えば一発崩壊ですし、
オーディオでも、解決どころか、よけい
茶の木畑に迷い込む結果となる
ことが
よくわかりました。

また、オーディオの評価は、総じて独善的、
とかく偏ったオーバーな表現が目立ちます。
気合を入れて買っても自分のシステムでは
それ程の効果がないことが大半であり、
多くのマニアは例外なく釣堀の魚のごとく
痛い目に遭い、猜疑心を持ちながらも、
かつての私のようにインチキ製品を買い
続けてしまう悲しい性を備えています。

でも、今は目を閉じると、ステージで演奏している
人間が浮かびあがり、実際にコンサート会場で
聴いているかのような実感が味わえるように
なりました。

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Nさんからのコメント:

プロケーブル様、
倉敷の○○です。
今日、音の焦点合わせをしてみました。
1.5センチずつ2回で合いました。なんとラッキーな!
凄く変わるのですね!まるでアナログプレイヤーみたいな音になって来ましたよ。
以前はスピーカを少しでも(1センチ)動かすと音像が変化してましたが、
焦点をあわせてみると余り変化しないではありませんか。
ボーカルやギター、ピアノに厚みが出てきて大変満足しています。
ジャンルを問わずとても良い音が鳴っています。
これもプロケーブル様のお陰です、有難う御座いました。

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Oさんからのコメント:

こんばんは、○○です。

音の焦点合わせが完了いたしましたので報告させていただきます。

まずプロケーブル様にアドバイスいただいた通りにVVF20mから試してみましたが、
以前もメールでお話したようにスピーカーをJRX115にしたことで音の分解能は確実
に上がっていたのですが、中・低域がかなりぼやけていたので、正直NS-1000Mの方
が良い音していたのでは?と少々不安になりました。
で、とりあえず1メートルカットしてみたのですが、音が締まったのがはっきりと解
りました。

で、さらに1m、20cm、10cmとカットしたところで適正と思われる音になり
ました。
まさにピントが合ったという感じです。

最初は鈍感な自分の耳で違いが解るか不安でしたが、ケーブル長でここまで変わるの
かということにただただ驚いている次第です。

デジタルリマスターのCDをCDPで聴いていた時は、完全に消えたと思っていたノイズ
が、JRX115+音の焦点合わせ+iPOD & rockbox としたことで聴こえるようになっ
てしまったくらい激変です。

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Pさんのコメント:

高音と低音のバランスと言うか高音最高です!焦点が決まった瞬間、曇りとか違和感まった
くないです!
低音も綺麗な低音です!バランスがなんと言ってもいいです!求めてたのはこ
れです!Audioさよなら!です!

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Qさんのコメント:

ProCable 様

早々の対応ありがとうございました。
電話ではいろいろとお世話になりました。
音の事ですのでなかなか言葉ではうまく説明できずお手間を取らせました。
音の全体基調の問題については重鉄タップで解決しました。
WEにケーブルを換えてから音の風情がやや落ち着かず困っておりました。(それ以外は
文句なしでしたが)
ずっと○○のホスピタルでしたし、それほど悪いものとも思っておりませんでしたので、
非メッキタップが解決策とは思ってもみませんでした。
メッキは思いも寄らないほど悪さをするようですが、全体に影響が及ぶのでかえって気が
付かない盲点になるのかと思います。

音の焦点も概ね合ったように感じています。
これで、ケーブルに続いてメッキの鬼門もクリアです。
お世話になりました。

 

プロケーブル注:)さて、上記のかたのコメントから分かりますように変な壁コンセント、変なタップを使ったが最後、
音の焦点は、当然ですが永久に合いません。
皆さんのしていることは、点数を付けるとしたら、0点、レーテンです。マイナスポイントばかりなのですから、マイ
ナス何十点ものひどい状態であり、音が悪くなることばかりしているのですから、ただの1点さえ与えてもらえません。
したがって全く逆の方角に走ってこそ、はじめて音の改善は可能ですし、その必要があるほどに、ひどい状態に陥って
いるものと、考えられてください。

同時に、0点、レーテン以下になるほどひどいものを、オーディオグレードなどと言って売っている輩が全国にごまん
といることなどは、とても信じがたいことであり、それに引っかかる人が後を絶たないことも、ほとんど奇跡的です。

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Rさんのコメント:

本日セッティングを行いましたら、予想通り素晴らしい結果でした。
今まで使っていた○社のタップはオークションで売りに出して
おりますが、早速入札者がついた反面、少々、私の心も傷んでおります
(買われる方は喜んでおられると思いますが)

 WE16GAは、3.5mの長さの状態を聴きながらカットして結
局3m少々の長さにしましたが、音の変わりようは大変ショッキン
グでした。
情報量が多く、生々しく、人間的で、耳にも優しい音で、思
わず音量を上げてしまいました。今まで何気なく使っていた
BELDENの8471の2mはシャープ過ぎだったことに始めて気づ
きました。聴き疲れからも解放され、今日は外に出かける予定も変更
し、一日聞き惚れていました。
音の焦点という今まで知らなかった概念を体感することもでき、本当
に感謝しています。

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Sさんのコメント:

バイタルのバランスケーブルを購入するまで Pro Cable さんのサイト
を知りませんでした。「オーディオの基本と鬼門・その真実」を拝見して衝撃を
受けました。今後オーディオ雑誌やオーディオ店に目を向けたり足を向けたりしな
いことにしました。

さて、「基本と鬼門」を拝見して「音の焦点」を現行のケーブルで実験しました。
これを生音の次元まで達していると言えるかどうか疑問ですが、見事にリアル感の増
した音になりました。

更に、バイタルのケーブルは英国録音に、米国録音はベルデンで、ということですが、
これもこんなに違いが出るものかと、驚くほどそれぞれの録音に適合します。バイタ
ルはヨーロッパ録音にほとんど適合する感じです。いちいちつなぎ換える面倒はあり
ますが、逆にそれが楽しみでもあります。

小生のオーディオライフは、おかげさまで異次元の世界に突入した感じです。

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Tさんのコメント:

PRO CABLE御中

命が絶たれたかと思われたオーディオ趣味でしたが、見事復活しました!
以前、CROWN D-45、ダウン&アイソレーショントランス3000Wを購入した、
富山県の○○です。
その際、JBL JRX115を導入し、VVF(現在5mです)、iPodもやりました。
WindowsMeで、エラー訂正が出来ずに、くやしい思いをしています。
最近、HPの文章中にある、”濃密”な状態なのだと自覚しました。
とすると、ケーブル長を短くしていくと、さらに、まだ低音が出るはずですね。

プロケーブル注:)これは逆です、高域を抑えますと、相対的に低音が増えます
ので、VVFの場合は長くして高域を落として、低域を増やしていかなくてはなり
ません。


低域が出るだの出ないだの、今までオーディオでは言われていたことと思います。
そんなものは、単に高域と低域との相対的な関係に過ぎません。ケーブルだけで、
つまり「音の焦点の操作」だけでどうにでもなるというのが、本当のところです。

注目していただきたいのは、その低音と高音の「相対的関係」の存在です。これ
「映像」にはありません。したがって映像の場合は、電源やケーブル類を良く
すれば即座に良くなります。映像は簡単です。そういうわけで、見て誰にでもす
ぐに分かることですので、テレビの市場競争は必然的に熾烈になります。「映像」
は「音」と違って誤魔化しが効きません。

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Uさんのコメント:

何はともあれ音の焦点が重要であることをつくづく感じております。
特に、AirMac Expressや非メッキなどでレベルアップしていくに
つれ、音の焦点合わせがよりシビアになってくる印象を受けました。

特に焦点近辺で、急速に音が生々しくなり、さらに1.5cm単位の調
節で、より精度高く合ってくる感じ
ですね。

特に「普通に良い音」から「生々しく迫る音」へハッキリと変化す
る段階があり、
感動を覚えました。

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Vさんのコメント:

今日も誘惑に負けて1.5cm切りました。
ますますスゴイ音になってしまいました。もう焦点も合ってる気がするんですが、
今日は、嫁が「うーん・・・あとほんの少し切ったらどうなるんやろ?」
ですと。夫婦の会話が弾みます。

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Wさんのコメント:

ありがとうございます。
やっぱりそうですか!
5mm単位ぐらいですよね?

相当微妙な話になってくると思ってました。
しかし、本当にケーブルの長さがこんなに
音に影響を与えるとは驚き以外の何物でもありません。

今回の件で、ポテンシャルの高いものほどセッティングが
シビアになる
と気づきました。
また改めてD45の性能は「本物のSP」でないと
なかなか分からないだろうと思いました。
スピーカーには信じられないぐらいの再生能力がある。
それを引き出すには本当にD45が不可欠ですね。
普通のシステムで一聴していい音などという判断では
絶対にスピーカーの能力なんか判断できるはずがないですね。
逆に「WEのSPは危険です」とおっしゃるのも肯けます。

プロケーブル様の言われる「フラット」という言葉の重みを
機材を換え、ケーブルを切るたびに感じます。

プロケーブル注:)これは厳密には、生音に迫る焦点は、0.5センチ
単位ほどではないかと、焦点あわせを実行されたかたから質問を受け
たものです。
シビアに考えれば、そうです。

つまるところ、生音の解釈になります。生音はシャープですから、ほ
んの少々シャープ気味のところでよしとするのか、微々たる度合いで
シャープ気味のところを取るか、シャープさが無いのが生音なのか、
焦点にまつわる問題は、生音そのものの解釈に尽きます。

生音近辺の音が出ている時の人間の敏感さというものは想像以上です。
生音から遠く離れていると、人間は鈍感です。そこのところが生音に
迫った場合には、5mmの違いでも聞き分けれるところです。

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Xさんのコメント: アルテックA7やA5などの、本当の使い方

プロケーブル 様

お世話になっております。

先日は、「アッテネーターを絞りきりで」、というアドバイスありがとうございました。
おかげ様で、ついに出ましまた!。生音!!ギョギョギョのギョです。本当にこんなこと
が起こるとは、正直、こうなるまで半信半疑でした。
私の友人が、知り合いの方(以前の
私と同じフランケンの症状)を連れてみえ、その方も唖然としてました。アルテックのス
ピーカーがこんなにも素晴らしいことを私は初めて察りました。

こうなるまで具体的には30mから27mにしたのですが、かなりぼやけていたので、100m
巻きの余剰分20mを使い、そこから1m、1m、70cm、30cmと、切り、低音の肥大が無
くなってゆくのと反対に高音とのバランスが体現でき、アッテネーター絞りきりのアドバイ
スが骨身に沁みました。

よく、本物は人を育てると言われますが、私はプロケーブルさんから実感しました。本当に
ありがとうございました。

私のアンプはクラウンと同等とのことでしたので、今後iPodを楽しんでみようと思います。
その後、折りをみてクラウンを楽しんでみようと考えています。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。

 

プロケーブル注:)これは非常に重要な事です。アルテックなど往年のスピーカーを
使われるかたは、ドライバーのアッテネーターを、最小の、絞りきりの位置にして、
セッティングしてください。
このかたはダウン&アイソレーション電源の使用ですので、
VVFを長めから切っていく調整をされています。

理由はとても簡単で・・・、

通常、ドライバーのほうが、能率が高いのです。A7を例に取ります。ドライバー側は、
112dB
の能率であったりするのに対して、ウーファー側は、105dBであったりします。

ドライバーのアッテネーターというのは、絞れるようになっている、そういう意味です。
なぜか・・・、コンサートホールなどでは、高域の減衰のほうが大きく、高域を少々持
ち上げてやる必要があるからです。だから、ドライバーのほうが能率が高くなっていま
す。

ただし、部屋ではそうではありません。部屋の場合には、両者とも、同じ能率である必
要があります。それが、絞りきりの位置という意味です。

ところが、オーディオでは、そうは言われていませんでした。このことが、皆さんを惑
わせて、この種のスピーカーの使用を、さらにさらに、困難なことにしてきました。

ボロいアンプ、ボロいケーブル、そういうものが入ると、アッテネーターの位置は無茶
苦茶になります。
そして、分からないから、真ん中にしておく、又はめいっぱい上げて
おくというような、無茶苦茶な使い方になってしまいます。

ところが真ん中や上げきりの位置というのは、+3.5dB、又は、+7.0dBです。これでは
いけません。このかたは一目盛り上げていただけです。ということは、たったの+1dB
です。このレベルのスピーカーは、1dBの違いが命取りになると知ってください。凄く
シビアなセッティングを要求されます。

さらに、A7は、クロスオーバー周波数が500であったり800であったりします。つまり、
ケーブルの調整だけでは、焦点の合わないクロスオーバー周波数です。したがって、
コンサートホールでは、非常に優れたイコライザーを必要としていたものと、推測でき
るのです。常にミキサーのパラメトリックイコライザーでの調整が必要だったでしょう。

部屋は簡単です。絞りきりの位置でケーブルだけで調整していくことが正解です。もち
ろん、ボロいものは何一つ使わないという前提です。

 

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Xさんの追加コメント: (続)アルテック問題

プロケーブル 様
お世話になっております。
私のアルテックは800ヘルツのクロスオーバーのネットワークです。1600ヘルツ前後のクロ
スオーバースピーカー以外は、本来、焦点あわせは難しい事だった訳なんですね。私はプロ
ケーブルさんのアドバイス通り、能率を揃えた後、耳で体感したのですが、実際には、レコー
ドで合わせたり、CDで合わせたりしましたが、ラジオのFM放送での声やライブ番組が一
番、生々しかったです。判りきったこととは思いますが、メールしてみました。

プロケーブル注:)FMの生録音ものは、レコードへのプレスやCDへのプレスという課程がな
いだけ優れているということでしょう。
コンサートホールの音響は、私は詳しくありません。アルテックの技術力は侮れないですから、
ホールでは、ひょっとしたら、先に書いた私の記述が間違いで、500ヘルツや800ヘルツ以上
の上下で、音の焦点が合う、その種の音響特性である可能性すらあります。

A7は小さめのホールで、800ヘルツ以上の上下で音の焦点が合い、A5は大きめのホールで、
500ヘルツ以上の音の上下で音の焦点が合う、というような可能性です。

ホールでは、遠くまで音を運ばなくてはならないため、大きなホーンをつかって、なるべく下
のほうの帯域まで、ホーンに任せてホール全体に音を回したいというだけの可能性も、もちろ
んあります。

部屋では、焦点のカナメは、1500ヘルツから1600ヘルツあたりということです。

なお、アルテックの音というような音は、本当は存在していません。アルテックはスピーカー
の存在が消えて、ほとんど生音になるスピーカーですが、それはEV TOUR Xも同様でしょう。

 

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Xさんの追加コメント(再追加): アルテック問題のその後

お世話になっております。
88760をプリ‐パワー間にセッティングしてみました。実は、先日まで焦点がソースによっ
て微妙に違和感があったのでVVFを少し切って詰め、いいフォーカスとなったところに、今
回の88760です。そのまま収めた結果は、少し柔らかめでしたので、VVFを少し切り、微調
整しましたところ、
高域はVVF切った分なのか、シャープ。低域は(ケーブルの特性?なのか)幅が出てワイド
レンジに感じられます。全体的には、ちょっとシャープ気味なセッティングになりましたが、
生々しく、声だけそこにあって姿がないので、ちょっと気持悪いくらいです。(い
い意味で)

こうなると、スピーカーなのかアルテックなのか何なのか、不思議と存在すら
意識しなくなります。
こういう感覚の悦びまで味わせて下さって、(オーディオで、こんなに
もいい感覚は生まれて初めてです。)ありがとうございました。プロケーブルさんに感謝して
います。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

 

プロケーブル注:)これと同じレベルの音は、JBL JRX115も、おそらく簡単に出るでしょう。
少なくとも、ギリギリまで迫れるはずです。JBL JRX115も、使いこなせないかたが多発する
のは、当たり前です。良いスピーカーを接続すれば良い音がでるというほど、というものは、
簡単なものではないです。

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Yさんのコメント: 最重要コメント

焦点合わせに挑戦いたしました。やはりWE16GAはWE12GAと同様
大変貴重品であるので、私の腕が上がってからと考え、今回は8460
の2.5mから切り始めました。切っていくうちに始め硬かった音も次
第に柔らかくなっていき、1.8mでおおよそ自分の納得する音として
切るのを止めました。

次に以前貴社から譲り受けたWEの12GAの10mの音と比較したので
すが、ほぼ同じと言ってもいい位のレベルであったので
大いに感激
し、プロケーブル殿のホームページでの教えや情報は私にとって非常
に参考になったばかりではなく、今回の件では自信のスキルアップ
になったと大変喜んでおります。

 

プロケーブル注:)WE12GAの10mと、8460の1.8mが全く同じ音
という意味のことを書いておられます。そこにこそ、ご注目ください。

短いほうが優れているというわけでもありません。スピーカーケーブ
ルなどノイズが乗ってもいいのです。音には全く関係ありません。こ
このところが、昔からスピーカーケーブルには、WEほどの国家企業で
さえ、シールドしていなかった理由に他なりません。

つまり、シールドなどとうたっているスピーカーケーブルなど絶対に
相手にしてはならないということです。

 

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Zさんのコメント: 例外的・特殊なケース

プロケーブル様
福岡県の○○○○です。
ハタヤリミテッドを注文してはや1ケ月、やっとセッティングできましたので報告とお礼
を申し上げます。

通常の電源の場合私の機材環境では、スピーカーケーブルWE16GAで115CMでし
た。1週間前に200V工事をし、VVFで挑戦してみました。100Mからです。(3
0M巻き2セットより安かったからです)CH1にVVF100M、CH2にWE115
CMの組み合わせからはじめたのですが、びっくりするような音がしました。もうきてる
のかな?と錯覚してしまいました。

これだと100M巻きがもうひとついるのかな?とちょっと不安を覚えました。でも多分
50Mでも変わらないはずと勝手に自分に言い聞かせて50Mずつ両チャンネルにつなぎ
焦点合わせを開始しました。
(プロケーブル様のHPコメントを参照させていただきながら)。

短くするにしたがって、よくわかるようになりました。結局16.85Mで決まりました。

これからがびっくりしました。貴社のHPでWindows用のソフトでEACがあることを知
り、早速試したのです。使い方もよくわからないまま、元CDを正確さ優先でHDにイン
ポートしました。1.6倍速でのインポートでしたから時間がかかってしまいます。これ
をCD書き込みウイザードを使いオーディオCDではなくデータCDとしてCD−Rに書き
込みました。

200Vが来る前に、iTunesで再生しました。がっくりしました。硬すぎるのです。とて
も聞けたものではありませんでした。

ところが、ハタヤリミテッドから出てくる100Vを使用して再びiTunesで再生すると化
けました。カザルスが自分の前でチェロを弾いているし、モイーズがステージでフルートを
吹いているし、セゴビアがハウザー世製作の史上最高といわれるギターを鳴らしているので
す。それを私がマイクの位置で聞いている。そんな信じられない感覚を覚えました。

電源ひとつ、ケーブル1本でこんなにも違うんだということをはっきりと認識しました。

プロケーブル様のHPにおじゃまして約1年になります。この間慎重に、自分なりに吟味
して「よし!」と決意しました。大正解でした。お世話になりました。

最後にアドバイスをいただきたいことがあります。
私はギターの演奏の仕事を気ままに、さりとて真摯(?)におこなっている者です。
会場によっては聞いて下さる方が楽器の音量に不満な場合があります。このような場合会
場スタッフの方が用意するPAを不本意ながら使用してきました。

今自前でアンプ・ケーブル・スピーカーまでそろいました。マイクケーブルはプロケーブ
ル様がお持ちですので問題ありません。マイクとマイクプリアンプがわかりません。私は
機材のことは何もといっていいほどわかりません。生ギター(クラシック)の音を限りな
くそのまんまひろってくれるマイク、アナログ信号をフラットにD−45に伝送してくれ
るプリアンプでおすすめな機材をご存知でしたらお教え願えませんでしょうか。
さらに通常の100V電源の場合WE16GAだと、かなりスピーカーの間隔が短くなり
ます。長めに焦点を合わせる場合は、WE14GAとかWE10GAですか?
プロケーブル様のHPのおかげで、楽しいことが増えました。もっと真剣に遊んでみたい
と思います。
お忙しいところ長い文になり、お時間をとらせてしまい申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いいたします。
                                             プロケーブル 様
                                                                   ○○○○

プロケーブル注:)ご注意ください。通常100VでWE16GAが115センチというのは、よほ
どに「音が硬くなる状態」である、ということです。スピーカーや機材が非常に特殊だとい
うことも考えられます。それと、電源事情もあります。電源事情は、地域によっても激変し
ます。

空港に近いところなど、音がシャープになりがちだと聞いています。電源事情が非常に良く、
最初からクリーンな電源が来ているからなのか、それとも別の原因なのか、分かりません。

したがって、音の焦点だけは、各自音を聞きながらするのが基本です。ある程度の目安は
書いていますが、ご自分の耳で音を聞くのが基本で、それをしないと音の焦点は、まったく
もって合わせられません。

また、ハタヤリミテッドのほうは、音のグレードを上げながら、音の焦点については100V
と変わらない感覚で使えるところがメリットなのですが、このかたの場合、全く事情が違い
ます。

この場合は、最初からおそらくVVFで合ったのであろうと推測できます。機材か、電源事情
かは、分かりませんが、非常に特殊なケースもある
と知っておかれるだけでいいと思います。

 

■追記致します。
上記の特殊な電源事情におられるかたと、メール交換になりました。非常に分かりやすい例
ですので、下記に、公開しておきます。

 

★私が出したメール:

○○ 様

プロケーブルです。

お世話になります。
16GAで115センチというのは、すごく特殊だと思います。
そして、ハタヤリミテッドで、VVFというのも特殊です。

近所に空港などありますでしょうか。空港のすぐ隣とか、
そういう特殊な電源環境ではそういうことも起きますが、
何か思い当たる節はありますでしょうか。

でも焦点さえ合えば、大丈夫ですね。

★ご返答:

プロケーブル様
電源の件です。
自宅から直線距離で1KM位のところに中くらいの変電所があります。
さらに自宅から3KMくらいのところに大きな変電所があります。
原因はそこにありそうですか?

 

★ご返答に私が返したメール:

○○ 様

分かりました。

それが原因です。

非常にクオリティーの高い電気が最初から来ているのです。
それぞれ二箇所でアイソレーションしているはず
ですから、
(そしてさらに電柱上でアイソレーション)すごく良いの
でしょう。

それは喜ばしいことですね。

ProCable

 

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A’さんのコメント:

プロケーブル 様

いつも有難うございます。

「音の焦点」の電源に関する件の記述、大変参考になりました。

我が家も近くに変電所があります。直線距離にすると、なんと200m以内です!
そしてさらに柱上トランスのある電柱から直接の引き込みです。
100Vながらも分電盤からは専用回路であり、アースは他の回路と分けて
オーディオ専用に直接とってあります。

D45とJRX115、8470で焦点合わせをしていましたが、3m程まできたところで、
まだ短くできるなと感じながらも、皆さんのコメントから、同条件だと
3m少々かなと思い、そこで踏みとどまっていたのです。

どうやら100Vでも、もう少しいける感じですね。

柱上トランスから電柱何本分離れているか、またトランスを共有する
他の需要家に工場などの事業所(高圧需要家は除く)、つまりノイズ発生源が
あるかなど、電源は左右されるのでしょうね。
私は仕事がら付近を見ればだいたい察しはつきますが、一般の方々だと
このあたりのことはちょっと難しいことでしょうね。

ダウン&アイソレーショントランスを使えば全く問題なくなるのでしょうが、
100Vの方は同じ機材でも結果に差が出てしまうのでしょうね。

○○○○

プロケーブル注:)またしても例外的環境のかたがおられました。「基準」は音です。
常に音を聞きながら調整すれば大丈夫で、音からさかのぼれば電源環境も推定できる
というだけで、目的は音です。「音が基準」と徹底した態度で、電源環境には無頓着
というのでも実際には十分と思われます。なお、このかたは電気のプロフェッショナ
ルですので、視野が広いうえ、視点が全く違います。
我々の場合は「音が基準」です。

 

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A’さんの追加コメント: 電気のプロ!これは詳しいです!

プロケーブル 様

ご返信有難うございます。

自分の家に引き込みされている電線をたどっていけば、
6,600Vから100-200Vへ変換する柱上トランスを発見できます。

丸い筒状で、底に「15」とか「20」とか数字が書いてあります
(電力会社によって違いはあるかもですが)。
このトランスまでの距離が遠い、つまり低圧送電の距離が長ければ、
途中でノイズを拾いやすくなりますし、電圧も下がります。

ひどい場合は98Vくらいしか電圧がないこともありますが、
電力会社からすれば許容範囲です。
逆にトランスから近ければ105Vくらいあるでしょう。
マンションなどはまた事情が違ってきますが。

空港などが近くにあるということは、大変大きな電力需要家があり、
その近く(の変電所)まで通常よりも高い電圧で送電されている
ということ
ですので、その付近へはきれいな電気が供給されるのかも
しれませんね。

大きな工場などの場合は、変電所から直接20,000V等の特別高圧で
供給されます。おそらく空港などもそうでしょう。

変電所の恩恵がある場合とそうでない場合がありますので、
音質のためには、やはりダウントランスは必需品ですね。
私もお金が貯まったら注文しますのでよろしくです^^;)。

○○○○

 

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A’さんの再度の追加コメント: 再び電気のプロです!

プロケーブル 様

仕事を通しての知識で、皆様のお役に立てるのであれば本望です。

100V環境の方にアドバイスですが、照明もコンセントも
同じ電源回路(同じブレーカー)の場合、照明の壁スイッチに
調光装置(ライトコントロール)がついていると、ノイズ源に
なります
ので、普通のON-OFFのスイッチに替えると良いと
思われます。

また、アンペア変更や増改築などに伴い、分電盤を取り替えられるときは
値段は高いのですが金属製の分電盤にすればシールド効果が期待できると思います。
分電盤の中というのは銅のバーが剥き出しですので、ノイズを拾いやすいのでは
ないかと思います。

いずれも200V回路とダウントランス導入で解決する問題ばかりですが^^;)。

○○○○

プロケーブル注:)実に素晴らしいです。

もう一つ私からも書いておかなくてはならないことがあります。ファジー制御の中には、
非常にタチの悪いものがあります。トランスがうなる・・・、ファジー制御付きの電気
毛布のコンセントを抜いた途端、うなりがおさまった、こういうケースは非常に多くあ
ります。品質の悪いファジー制御は、もちろん家電メーカーの責任です。そんなところ
までコストダウンするからいけません。

これはきりがありません。この種のファジー制御ものが家にあった場合、メーカーへク
レームを出されて、悪影響のないまともなファジー制御に、メーカー責任で交換させて
ください。

ファジー制御には、要注意です

 

 

————————————————————————————–

B’さんのコメント: VVFに代わる理想的な銅の単線

東京の○○です。

いつも、TELではありがとうございます。

この間TELでお話しましたチャイムコードですが、
良いです!全て交換しました。
まだ、細かく調整していませんが、扱いやすく、
裏がすっきりして気分いいです^^!
VVF1.6の半分の太さで、音の調整が楽チンですね。
一応メーカーを記載しておきます。

*チャイムコード20m:CP-820N<定格24V,1A 0.8mm>
*メーカー:DXアンテナ株式会社


注意書に家庭用100Vには使用できません。とあります。
200V使用の我が家ではOKとかってな判断ですが、
あまり考えず購入!使えました。(意味が解らず使用??〈笑〉?)


いつもTELばかりなので、たまにはメールで注文してみようと?
思いましたが、メールも良いですね。〈意味不明)
それにしても、男性陣ばかりで寂しいです!
女性はまだいませんか?お友達!?欲しいです。
私と同じプロケーブルお・た・く(?)のお友達!
何かの雑誌で見たんです。“女性の方が耳が良い”と…。
これだけ男性ばかりという事は違うのですかね?
やはり、美容やファッションでしょうか?
私の仕事はエステティックサロンの運営ですが
やはり、コンサートには行くのに家では聞かない?こだわらない!
お客様ばかりですね。もっとも、時間も無いのでしょうが…。
でも、男性だって忙しいですよね。どこが違うのだろう?
私は仕事が終わると、さっさと帰って来て
いい音で、お気に入りの音楽を聴きたくなるんですよね。
(家事はほどほどです・・・・モチロン^^!)
子供や主人は冷たい目で見ていますが、めげずにあれこれいじっています。
おかげで、裏の配線は主人より詳しくなりました!
まあ〜普通はこれが、だんなの姿なんでしょうね?
うちの主人はまったく!全然興味なし。こだわり無しですから・・・。
“素直”に全てプロケーブル使用にした私は…
《もちろん、ためらいはあったけど》無駄な出費をする事無く、
ラッキーでした。(200V導入には苦労?しましたが…)
おかげさまで、毎日楽しんでます。
でも、やる事が無くなって、(少し?泥沼につかってる?)
終わりが来るのはさみしいので???、
音楽だけでなく、相変わらず、映像の方も遊んじゃってます。

それでは…くだらない内容になってしまいましたが。
よろしくお願い致します。

*D45を方チャンネルのみ使用(2台)でぜいたくに繋いだら・・・!
何かとっても^^良いですよ。これで決まりかな?!
後は、パソコンかな〜?プラズマも!変えたいですね。
今後のお楽しみ…にします。

○○ ○子

 

プロケーブル注:)VVFの、というよりは、銅の単線で、私が今までふと
感じてきたことを記します。厳密な実験結果ではありません。

おそらく、0.8ミリから1.0ミリが、最も音を柔らかくするに優れています。
VVFの2.0ミリや2.6ミリは、1.6ミリほどには、柔らかくする効果がなく
1.6ミリよりシャープな音でしょう。それゆえ1.6ミリをお勧めしてきた次
第ですが、1.0ミリくらいの単線は、さらに音を柔らかくする効果が高いと
想像できます。
音を柔らかくする為、つまり遠視方向のレンズをあてがう為にこそ、銅の
単線を使うわけですから、このかたの紹介の、0.8ミリは、凄い情報です。

逆に、それより細くなっていくと、銅の単線も、音がシャープな方向へ向
かい始めるものと思われます。
0.8ミリは、したがって、理想中の理想であ
る可能性が非常に高いです。当店唯一、ただお一人の紅一点の女性から皆様
へのプレゼント情報です。
チャイムコードには、30mものもあるとのこと。
値段は、20mで800円程度です。これは凄い情報が入ったものです。

ただま、このかたの望まれている女性のお友達は、永久にできそうにもない
だろうと、想像してはおります。

 

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A’さん、電気のプロからの、追加の新情報: 銅の単線はまだ他にもあった!

プロケーブル 様

私の投稿を掲載していただき有難うございます。
お恥ずかしい限りですが、何かしらお役に立てば
何よりです。

さて、女性の方のコメントにてチャイムコードに
ついてありましたが、銅の単線で細いものという
ことは、何十メートルも引かずに短いもので済む
ということでしょうか?

銅の単線ですと、警報用電線(AE線)に0.9mm、
1.2mmがあります。

このあたりも使えるかもしれませんね。

○○○○

プロケーブル注:)長さについては、20mのもの
が5mや10mで済むというような極端なことでは
ないでしょうが、VVF20mのものが16mや17m
で済むというレベルだと想像しています。

ただ、取り回しがしやすいですね。

警報用電線(AE線)というものも新たにここで発覚し
ました。さすがに電気のプロのかたで、これも凄い情
報です。

0.8ミリ、0.9ミリ、1.2ミリ、どれが一番柔らかくし
てくれるかは、全く分かりませんが、0.8ミリか0.9ミ
リで十分という感覚でいけば、おそらくそれで正しい
でしょう。

最近のこの手のケーブル情報、実に素晴らしいです。

警報用電線(AE線)というものがどこで入手できるか
は、電気工事屋さんにお問い合わせください。

 

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C’さんのコメント: チャイムコード登場です!

ProCable様

いつもお世話になります。
1506A、ありがとうございました。
早速繋いでDVDを見ましたが本当にビックリです。
色、ディテール、安定感、全てため息ものでした。
今までは普通の付属品のケーブルでしたが、
こんなに良くなるんだったら初めからこれにすべきですね!

※関係ないんですが、私、「チャイムケーブル」買ってしまいました。
HP記載のDXアンテナ製じゃなくて、ホームセンターのノーブランドですが、
30mで890円で売ってたので、好奇心で購入。同じ0.8mmの銅線です。
15mずつで接続しましたが、いい音ですよ。いきなり。
焦点は合ってないですが、これはこれでまったりしてご機嫌です。
VVFより超楽チンなので、これからまた少しずつ切って報告します。

私見ですが、ホームセンターにある0.8mmのチャイムケーブルなら
何でもいいのではないでしょうか?見たところ、普通の銅線です。

あくまで実験ですので。

○○

プロケーブル注:)チャイムコードはホームセンターのもので十分でしょう。
単線の銅線など、どこのものでも同じです。

 

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D’さんのコメント: チャイムコードの正式名称

チャイムコードについて調べました。正式にはTIVFでした。
VVF1.6mmの半分、0.8mmのVVFと考えてよさそうに調べた結果なりました。
あとで僕も実際に買って実験してみたいと思います。

 

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E’さんのコメント:

お陰様で素晴らしい環境ができました。
ipodから始まり約二ヶ月で今ではAirMac Expressに自作パソコンから4344が“音楽”を奏
でています。

スピーカーケーブルで焦点をあわせる!三十数年間知りまりませんでした、D45に繋ぎ切っ
て合わせました、仰天しました息子を呼んで、今までこんな音きいたことないぞ!となに
やら右の方でゴトゴト音がします、なにかが共振していると思いましたが、なんとウーハ
ーのエッジが破れていました、そろそろ交換時期だったかもしれませんがD45のパワーがす
ごいのか、今度は左そしてミッドも、今はすべてGPボンドをエッジに塗って固めています
が(JRX115購入済み)結構タイトでちゃんと合っています(と思います?)4344等エッジ
交換考えてある方やってみる価値あると思いますよ。スピーカーコードは2.5mに残ってい
たのを1mくらい繋いで切っていきました、ただお酒を飲んだあと聞いていると切りたくな
りますが、飲酒運転と同じでやめた方がいいです、つい切りすぎますから。
あとD45のスピーカー端子のネジ‘タフ’ですね何十回とつけてははずしビクともしません。
暫くはこれでボチボチやっていこうと思ってますまだ先は長いです、とにかく貴社(いろ
いろ情報提供してくれた方々)には感謝するばかりです。音響編?はピントを合わせたら
あとカメラで言うと被写界深度なんですかね?…

 

プロケーブル注:)三十数年間知らなかったのは、このかたのみならず、全てのオーディオ
メーカーも同様でしょう。
だからこそ、あてずっぽうの商品しか、彼等には開発出来なかっ
たのです。知っていたかもしれないと想像できるのは、往年のWE、アルテック、ベルデン、
それくらいでしょうか。
JBLは知るはずがないです。アンプメーカーも、クラウン社とて明
らかに知るはずがないです。

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F’さんのコメント: チャイムコードの威力!

ProCable様
いつもお世話になっています。
福岡県の○○です。
TIVF(チャイムコード)0.8mm試してみました。
これはすごいですね。VVFと同等の音がします。
さらに、取り扱いやすさでは比べ物になりません。
今、正確な長さは測ってないのですが、4m50cmくらいです。
コストパフォーマンスがずば抜けてますね。
TIVF0.65mmというのも見つけました。
これも試してみようかと思っています。
いずれにしても、SPケーブルひとつがとんでもないことになってしまったなと実感して
いるところです。

ありがとうございました。

プロケーブル注:)これは当店ではなく、お客様の紅一点の女性に感謝ですね。

 

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G’さんのコメント: 衝撃のチャイムコード情報!(焦点合わせに使えないか!)

プロケーブル様
いつもお世話になります。
チャイムコードの件です。
ちょっと奇怪な現象です。最初メールをさせて頂いた時は30mを購入、
半分の15mずつで試聴開始でした。
VVFとの比較をしようと思ったのですが、以前のメールの通り
VVFは7.5mから始めましたので、面倒だから15mのチャイムコードを別に
購入しました。450円ですから、手間を考えるとその方が楽だったのと、
今の15mずつの音を崩したくなかったのでそうしました。

そして15mを購入・半分の7.5mから試聴開始。
???音が15mずつの時と音が同じです。
(フランケン的な人のように気違いじみた細かいところまで聞いてはいませんが)
でもまあ同じです。「あれ?」と思いながら3回ほど1.5cm単位で切っても
変化なしです。思い切ってもう1m切ってもさらに1m切っても変化なし。
最後はアンプとSPが届く限界まで(1.5mぐらい?)まで切りましたが
変化なし。敢えていうなら最後の1.5mと15mでは15mの方が心持ち緩い感じ、
という状態です。

音自体はとてもいいです。VVFと音質は同じです。当然ながら。
VVFの時は、それこそ5mmで音は変わりました。やっかいなぐらいです。

プロケーブル様は音の焦点をカメラのピントに例えておられ、それが最も実感に等
しいですが、別の表現をすると、デジカメのデータをフォトショップで編集する時
のコントラスト調整に似ている気もします。ケーブルの長さで音が変わるのが一般
人にはどうにも理解できないみたいですが、コントラスト調整を例にとると、コン
トラストを一方に極端に振ると写真は真っ白になり、もう一方に振ると真っ黒にな
ります。

しかし、写真の情報は一切劣化していないのです。それで考えると、スピーカーケー
ブルのことも同じことがいえないでしょうか?ケーブルの長さでとんでもない音に
もなる。しかしそれはコントラストが極端にアンバランスに振られているだけで元
の音の情報は減っているわけではない。

コントラストのバランスが極端に悪い状態だと、見た目にはとんでもなく酷い写真
にしか見えません。しかし、「本当に情報として悪いのか」は別ということが言え
ます。

どうもオーディオも同じではないでしょうか?
○○の音などというのは、音情報のコントラストの問題であることが殆どではないで
しょうか?

話が横道にそれましたが、VVF1.6mmの場合はそれこそ最初は真っ白に飛んだ写
真みたいな状態でした。

1m切り、さらに1.5cmずつ切るたびに、(今度はピントに例えます)前ピンになっ
たり後ピンになったりを色んな帯域でめまぐるしく変化を起こし、なかなかフラット
になってくれません。

しかし、ある領域で音が一気に生々しくなります。100V環境のせいか、SPが10M
のせいかおそらくその両方の原因でしょうが、結局フラットにはなりません。
レンズに例えると、ティルトが必要な状態です。それも、縦・横・斜め・端・真ん中
とティルトがないと多分ピントが合わないようなものです。「3次元的などこか」にし
かピントが合いません。

切りすぎると音のバランスは良くなりますが、音が死にます。それでも言っておきま
すが「普通の」オーディオでいうならいい音です。

チャイムコードの場合は一貫して同じバランス・同じピントです。
VVFで切りすぎてバランスはいいけど音が死んだ状態に似ていますが
それよりは生きた音がします。でもVVFでピントが合ったその音(部分的であれ)
よりは少し劣ります。しかし物凄くいい音です。
これは私見ですが、やはり根本的に電源に問題があるのとSPにも問題があると思っ
ています。

特に電源です。0.8mmの焦点(コントラスト)への影響の幅はかなり微妙であるかそ
の逆であるかのどちらかでしょう。
といいますのは、電源が良ければよいほどケーブルによる音の変化は大きくなる・と
いうのが私の今までの経験上得たものだからです。
ダウントランス・JR115などを導入された人の検証を待たないと本当のことはわから
ないです。
取り急ぎご報告まで。
○○

 

プロケーブル注:)これは実験の結果ですから、100V環境とはいえ、かなりの信憑性
があります。これが本当だとすると、ボロいケーブルよりは圧倒して良いが、音の焦点
合わせには使えないことになります。結局、VVFの1.6ミリに逆戻りになりますが、も
う少し色々な情報を、待ちたいところです。

コントラストの例えは非常に分かりやすいです。実態はもっとやっかいそうですが、そ
の種のことと言えなくもありません。かなり現象が似ています。原理も似ていそうです
ので、コントラストと考えていいと思います。

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プロケーブルコメント: 銅の単線の特性・その仮の公式

チャイムコードを使っていて、200V、ダウン&アイソレーションを使って
みえるかたから情報が入りました。やはりVVFよりチャイムコードのほうが
音を柔らかくするに適しているとのことです。

同じ20mでも、VVFよりチャイムコードのほうが音は柔らかくなるとのこ
とでした。
つまり、G’さんの電源環境が100Vであるため、もともと柔ら
かい音が出ていて違いが分かりにくかったのかもしれません。もしくは、
スピーカーの品種ゆえのことです。

これはまた、G’さんのおかげで、音の焦点にて一つの進歩を遂げることに
なりそうです。ある意見があってこそ、次の意見が成り立ちます。チャイム
コードやVVFは、あくまでも200V、又はアイソレーショントランス環境で
こそ有効であって、100Vには向かないということです。

200V+アイソレーションのかたは、チャイムコードを積極的に使用してく
ださい。100Vのかたも、そんじょそこらのスピーカーケーブルよりは、
格段に良いはずのものでしょうが、焦点が決してぴったりとは合わない以上、
ベルデン、WE等の100V専用の一流品には劣ることになるはずです。

■追記します。

銅の単線も、仮にですが、公式化します。これは簡単ではありません。
そらく1.0ミリあたりが最も音を柔らかくする効果があります。0.8ミリは、
それに近いものです。0.8か1.0か、いづれが柔らかいかまでは、分かりま
せん。
1.6ミリも柔らかくする効果がありますが、それより太くなっていくと、
のケーブルの法則、太くなるほど柔らかいという法則は通用しなくなり、
その逆に、どんどん音がシャープになっていきます。
これは銅の単線特有
の法則であって、より線のケーブルの場合には、まったく通用しないと考
えてください。

と、仮にですが、公式化したものの、これは私自身が厳密な調査をしたも
のではなく、感覚的に感じていたことであり、それと一致した意見が出て
きたということです。この公式が正しいかどうかは、G’さんの100Vとは
いえ、逆のコメントもあります。

また機材が全て超一流品揃いでないと、音の焦点以前の問題、非常に不
安定になってしまいます。G’さんは、確かに超一流品揃いではありませ
ん。それも一つの参考例になるでしょう。

最終結論は、もう少し慎重に出していきたいと考えています。今は過渡期
です。
ひょっとしたら、100Vと200Vでは、銅の単線は、全く違う特性を
見せるという可能性すら、G’さんのコメントを考慮するに、否定できない
ことです。いや、それどころか、むしろその可能性すら感じさせます。

 

 

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H’さんのコメント: チャイムコードの実験結果(貴重な実験結果です)

おはようございます。○○です。

TIVFの焦点合わせ実施中です。

蛇足ですが、環境を。

Winデスクトップ(○○○○○ PCIボード)>ダウントランス>○○○○卓>D45>TIVF>
JRX115です(メッキプラグは差さっていません)

VVFでは15〜13mで焦点が合っていたと思います

TIVF
30m音が柔らかい、そして細い=貧弱。

20m若干シャープになるも まだぼやける

15mシャープさが適度 ソースによって差が出る

今の環境ですが、焦点が合った時と合わない時で、細かい音の差よりも、定位が全く違う
のですね。

合っていない時は本当にばらばらで、焦点が合いだすと、スピーカーの存在が消え始めま
す。

一度15mで様子見してみたいと思います。

プロケーブル注:)これは200V時の、貴重な実験結果です。このかたの場合には、VVF
1.6ミリとほぼ同様の結果になりそうです。いづれにしても、200V+アイソレーションあた
りの電源では、VVF1.6ミリ的感覚で使える最高のケーブルであることは間違いなさそうです。

 

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I’さんのコメント: 今度はTIVFの0.65ミリです!

ProCable様
いつもお世話になっています。
福岡県の○○です。
TIVF0.65mmを試してみましたので、その感想を報告したいと思います。
ベル線といいますが、切り売り30円/mです。被膜がチャイムコードより柔らかく、一箇
所にナイフを入れるだけでストリップできます。一線ずつに裂くときも爪を利用すれば、
ナイフで切れ目を入れる必要もありません。作業が非常に簡単なコードです。細いのでス
ピコン側のネジを締めたら切れないかな?なんて思いましたが、大丈夫でした。
3mから切り進んで、1.9m位でほぼ合ったかな?と思いちょっとずつ切るつもりでし
た。でも失敗しても
60円だからいいやと思い直し、さらに勢いよく切ったら案の定切りすぎです。切りすぎ
の悲惨な音(多分初めて経験する、なんとも言いようのない不安な音楽でした)を経験で
き、納得してしまいました。つぎは1.9mから0.5cmずつ切って1.87mでほぼ
合っていると思います。あとは1mm単位の勝負でしょう。音の感想は、チャイムコード
と同等に感じます。
合ってしまえば、VVFもTIVF0.8mmもTIVF0.65mmも、あえて違いを
詮索する必要のないレベルの音なのではないでしょうか。

私がびっくりするのは、ベル線の場合わずか120円で最高のSPケーブルの仲間入りを
した(私の私見ですが)のではないかという驚愕の事実を耳にした、ということです。

電源環境が整っている皆様にも、是非実験していただき、私見が私見でないことを確認で
きたらいいなと思います。
プロケーブル様そして実験し実証されている皆様には感謝・感謝です。
私も、一生懸命遊んでみます。
それでは、失礼いたします。

 

プロケーブル注:)合ってしまえばどれも同じ、これは本当でしょう。銅の単線は、WE、
ベルデンなどの超一級品と同じレベルであることは、紛れもない事実です。
音が真実を語
ります。当たり前のことですが、価格やブランドなど問題外です。問題は音だけであって、

要は使い方、長さについての知識(音の焦点の知識の有無)に過ぎません。

結論を書いてしまうと、つまり、電源が良ければ良いほど、スピーカーケーブル部分で極
限的にコストダウンできる、
ということです。硬いだけの音で焦点の合わない電源は、も
ちろん問題外ですので、要注意です。その種のケースでは、いくらVVFを長く引いても無
駄です。

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J’さんのコメント:

プロケーブル様

お世話になっております。
東京の○○○と申します。

最初にD-45を接続し、次に松下壁コンセント(1512K)への付け替え
アース取り、AMEのメガネケーブル付け替えと段階を踏んで
セッティングしていったところ、みるみるうちに音が激変していって
それぞれの凄まじい効果を確認することができました。

どれ1つを取っても、まったく無視できない、重要なプロセスなんですね。

100V環境ですが、PowerBookG4からAMEに無線接続して
アンプD-45にスピーカーJRX115の組み合わせがこれで完成
しました。
(ケーブル類はすべてベルデン、重鉄タップ使用です)

昨夜、2.1メートルのところまでケーブルを切って追い込み、
もはやこのあたりが妥当か、と思っておりましたが

(注:このかたは8460ですので、2.1mというわけです)

ソースによっては高域がやや強く感じられるものがあったので
そこで3センチ切ってしまったのが・・・運の尽きでした。
大好きな歌手のUAの歌声から、細かい息づかいや
マイクに迫るような気配といった微妙なニュアンスが
バッサリと抜け落ち、腰の抜けた大味な音になってしまったのです・・・

料理にたとえるならば、醤油ばかりが多くて酢の少ないタレで
餃子を食べているような物足りなさでしょうか。

コラムでも書かれておりましたように、生音の解釈にはいろいろある、
とのことでしたが、個人的には、人間の地声でそれを合わせるならば
ややシャープなところにフラットのポイントがあるのでは、と感じてお
ります。
当方、主に落語や外人コメディアンのライブCDを使って音の
焦点合わせをしておりましたが、話者(男性)の声の低域が等身大に響
くところに絞っていった結果、どうもケーブルを切りすぎてしまったよ
うです。

なので今度は、おすすめのリファレンスであった、井上陽水のライブ盤
「もどり道」を使って、ギター音を聞きながら追い込んでみたいと思い
ます。

 

プロケーブル注:)ケーブルの切りすぎには、ご注意ください。といって
も一度は切りすぎてみないことには、最も良いポイントが分からないのか
もしれません。

 

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K’さんのコメント: クラシック・オーケストラの再生の問題点

プロケーブル 様

このメールに回答は不要です。
プロケーブルさんに感謝しながら一方的に報告するものです。

月初にEVのSR用スピーカーZX5が手に入り、VVFを買ってきました。
200V工事+アイソレーショントランス+D-45+Allen&HeathGR05+
CDプレーヤー(マランツの最低級品)という環境で、音の焦点合わせ
をやりました。

人間の地声で合わせよというお話でしたが、私の持っている音源の
多くがオペラのベルカント唱法のものばかりなので、途中で会話の
地声があるオペラ(チャルパンティエ:病は気から)で合わせておりました。
しかし、VVFを小刻みに短くしても、かすかにシャープに成っていくだけで、
とらえどころがないまま、30mのVVFがついに2mになってしまいました。
短くしていっても「合ってきたぞっ!!」という感触がまるでなく、どうしたら
よいのか、途方にくれておりました。

こんなとき、チャイムコードで焦点合わせをしている女性がいるというので、
チャイムコードでゼロからやり直しをしてみました。
地声の音源も、ジャズ
ボーカルがあることを思い出し(古い録音が主ですが)これでやって
みました。すると、今度はばっちりわかります。3.9mでフランク・シナトラが
部屋の空気を支配するように、生っぽくリアルに歌うではありませんか。
この状態でバロックや仏近代音楽、オペラを聴いても違和感なく、低音
も豊かに(特に低弦楽器)響くようになりました。ZX5の焦点合わせが終わ
ってから3〜5時間経つと、「なじみ」が済んだらしく、輝かしい音になり、
低音もより豊かになりました。

前回、どうしても鳴らしきれないCDとして、レスター・ヤングのサックスと
カペー弦楽四重奏団があると申しましたが、これも生き生きと鳴ります。
なにやら、音の焦点とは、アンプとスピーカーの力が均衡したような、
共鳴しているような不思議な合いかたをするんですね。

私の部屋の半分を専有していたスピーカーとアンプはきれいに全部
処分しました。気持ちがさっぱりしました。
いままでのスピーカーは低音
が非常に下まで出ていたので、ZX5だと豊かとはいえやはり50Hz以下が
寂しいので、今後サブウーファーも検討しております。プロケーブルさんご推奨
のサブウーファー(EV:FORCE-i SUB )をどういう接続にすればよいのか
今後検討していきます。

いま、私のオーディオ装置はどんなジャンルのCDでも、音楽の躍動感を
見事に生音っぽく再現します。微細音再生能力もかなりのものです。

http://black.ap.teacup.com/rizing/56.html
↑このサイトを見ると、ZX5やZX4は、1年間はなかなか鳴らないという話で、
とすれば、我が家でも今後一年、音がどんどん良くなっていくのかと楽しみ
です。

以上、近況報告でした。

 

プロケーブル注:)
一年もZX4が鳴らないなどというのは、デタラメ、勘違いでしょう。スピーカーご
ときは、ギターなどの超高級品やスタインウェイなどの高級ピアノではないのです
から、あり得ない話です。音の焦点が合っておらず、とても聞いておれない音さえ、
一年も経つと耳が麻痺してきて聞いておれるようになってしまうという、おそろし
い話がこれです。事実このかたや他のかたは、焦点を合わせるやいなや、一発で生
音に近い音が鳴っています。このかたも、3時間から5時間でなじんだと証言され
ています。

なお、このコメントから、いかにオペラの声など、器楽的に使う声があてにならな
いものなのか、分かることと思います。井上陽水さんの声も歌っている時は器楽的
ですから、あてになりません。ライブ「戻り道」は、ライブ途中のしゃべり声こそ
が、リファレンスとしてあてになるというものです。

同じ意味で、クラシック、ジャズなど、楽器だけの音楽では普通の人間には焦点は
合わせられない、つまりセッティングそのものが不可能だと考えていいです。

なお、クラシック以外の音楽には、50ヘルツ以下は入っていないことが普通です。
入っていないのですから聞こえなくて当たり前です。聞こえるとしたら、それは音
楽情報ではなく、床の余計な共振などによる定在波、つまり不要なもの、害になる
ものです、クラシック以外は、音楽にサブウーファーなどいりません。それは映画
用と割り切らなくてはなりませんが、このかたはクラシックです。クラシックとな
ると、事情が一変します。その帯域がないと、オーケストラはつまらないでしょう。

といってクラシックも、録音にその帯域が十二分に入っているわけではありません。
これは非常に重要です。

スピーカーを通して聞く時に、その帯域が出ていないとスカスカに聞こえてしまう
というのが、オーケストラです。これはオーケストラは、録音そのものに無理があ
るということであって、まともな録音は、あり得ないという事を意味しています。

それをサイド、壁沿いからのバックロードで、独特の手法で、わざとホールで生の
オーケストラを聞く時の音を感じさせているものが、タンノイの往年のオートグラ
フであり、GRFだということになります。

 

 

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L’さんのコメント:

こんにちは。○○す。

とうとう、我が家もベル線を導入しました。0.8mmを20mです。

iPOD60Gが故障中なので、iPODminiでの実験となりました。検査用の曲は、中島
みゆきさんの「異国」です。

ベル線20mにつなぎなおして、異国を再生。ひっくり返りました。

きつ過ぎない高音、ボーボー言わない低音。それでいて、情報量の少なさは感じられない・・・。

NS1000が、「これよこれよ。こういう信号を送って欲しかったんだよ。」と、大喜びです。

焦点合わせをしようと思ったのですが、他の曲を聴いたりして様子をみたところ、どうも私のシ
ステムでは、20mが適正な長さだったようです。このままでいいと思います。

改めて、ラムサとD45、そしてNS1000の実力を思い知らされました。紅一点のお客さん
に感謝ですね!

より正確な検証をするために、陽水さんの「もどり道」を発注しました。これで更に細かなチュー
ニングが出来ると思います。

曲を聴く度に、背筋が寒くなる思いです。これでしばらくNS1000を使えそうです。

あとはラムサのミキサーの修理ですね。(修理代より安ければ、アレン&ヒースも考慮します。)

この音で十分満足していますから、これ以上の出費は避けられそうです。

毎月、小遣いが少ないので、ベル線は最高の贈り物となりました。

本当に、感謝感激です。

プロケーブル注:)ヤマハの昔のスピーカーで完璧にフラットのものは、NS-1000Mではなく、
木目調の本体の、NS-1000です。しかし現行機種でないこと、存在している数も少ないこと、
EVのForceIに勝るものでないこと、中古値段もEVの新品と変わらないくらいであること、大
きさもそれほど変わらないことから、今は薦めていません。

なお、このかたも200V+アイソレーション環境です。その種の環境でないとベル線の20mな
どというのは、無理があります。100V環境のかたは、VVFやベルコードなどの銅の単線は合
うはずがないと、認識されてください。こと「音」に関しては、良いものは良いはずだとい
うような単純な考え方ではいけません。

 

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M’さんのコメント: ビートルズの録音と音の焦点

ビートルズの録音についていただいたメールと返答、そしてメールと三通のメールを
ご紹介します。何もかも、音の焦点、そしてもう一つは、英国録音のクセのせいで、
ビートルズの録音が良くないと思われていることが、分かると思います。ジャズや、
生録一発のライブほどに良いかというと疑問ですが、
想像しているよりは、ビートル
ズの録音は、ずっといいです。

■M’さんからいただいたメール:

こんばんは。くだらないメールで申し訳ないのですが、ビートルズの1963年の
オリジナルサウンドレコードのCDで焦点をまた出したのですが素晴らしいですね。

■私の返答:

そうですね、ビートルズは録音が良くないというイメージを誰もが持っていると思
いますが、焦点を合わせると別物ですね。

■M’さんからの返答:

こんばんは。携帯から失礼します。それです。みんなTHE BEATLESは録音がよくな
い。と言います。
違います。私は気付きました。みんなの機材がよくないのです。

私は今THE BEATLESで焦点を出しました。個人差はありますが多分、いや間違いな
いです。このCD素晴しい録音です。まだアップルレコード社の時代のやつです。東芝
エミイの前です。ギターの引く腕が見えます。私の耳には生音に近いです。

 

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N’さんのコメント:

プロケーブル様

お世話になっております。
東京の○○○です。

2度失敗していました8460の焦点合わせですが、
おかげさまでバッチリと決めました。
いろいろとアドバイスをいただきまして、ありがとうございました。
224.5cmのところで、録音された地声のニュアンスを
ほぼ漏らさぬような精緻なフラットが出ております。

自分の経験上では、フラットが感じられる帯域はケーブル5cm程
度の範囲しかないようで、
音の焦点合わせとはなんたる
シビアで難しい作業であるかと、思い知った次第です。

さっそく友人を招いて音を聞かせたところ、あまりの生々しさに
絶句しておりました。
音の焦点の話をしましたら目から鱗とのこと、
同じスピーカーケーブルで自分も挑戦したいとのことでした。

 

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O’さんのコメント:

こんにちは、高崎の○○です。いつもお世話になります。Windows 画面と音についてなん
ですが、

Windowsの画面を右クリックしプロパティを選択すると画面のプロパティのウィンドが
現れます。テーマをWindowsクラッシックに、デスクトップをなしに、スクリーンセー
バーをなしに、その下の電源、電源設定を常にオンにし、デザインをWindowsクラッシッ
クスタイルに設定すると、もう一度「音の焦点」を調整しなければいけないほど、きつ
い音が出ています。

こんなことでずいぶんと音が変わるんだなと感心しました。

チャイムコード0.8ミリ、15mで合っていたのですが20mから詰めようと思っています。

 

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P’さんのコメント:

プロケーブル様

いつもお世話になっております。
江別市の○○です。

先日は、丁寧なアドバイスを頂きありがとうございました。
おかけ様で、音の焦点がしっかりとあい、
今までとは全く違う、生音に近い音が出てきて、
こんな音が出せるのか!と正直驚きを隠せない状況になっております。

大変ありがとうございました。
WE16GAを5cmほど切ったところで、ちょうど良い音質になりました。

プロケーブル注:)音の焦点の予備知識がないかたが、この種のコメ
ントを読まれた場合、一体全体、何を感じられるのでしょう。このか
たは、たったの5センチ切っただけのところで、「今までとは全く違
う生音」と表現されています。つまり、3センチ、5センチの世界は、
ベルデンやWEにとっては、超激変の世界であるということです。

音の焦点とは、それほどまでに、恐ろしいものであるということ・、
それを肝に銘じておかれてください。

 

————————————————————————————-

Q’さんのコメント:

プロケーブル 様

堺市の○○です。

メインソースがCDPのとき、VVF1.6ミリで7メートルで、大体焦点が合っていたと思い
ます。

メインソースが iTuens+airma中心になると、VVF1.6ミリで12メートルで、焦点が合
うようになったと思っています。

XONE:62をプリアンプに導入して、焦点合わせのやり直しを考えていたところ、
チャイムコード0.8ミリの話題を見つけてトライしました。(安かったので)

20メートル巻きしか在庫が無かったので、まずは最長20メートルから視聴開始、
音が明らかにピンボケ状態と感じたので、1mカットで視聴(自分の想像では15メートル
ぐらいかな
と思っていたため大胆にカット)やや低音多目かなと感じましたが、いきなりピントがあっ
てしまってびっくり。

三日目に0.5メートルカットで、18.5メートルにしました。
私見ですが目の前でボーカルがマイク無しで歌っているような状態です。

VVF1.6ミリよりチャイムコード0.8ミリの方が、音の変化がはっきりと判り、大変調
整しやすいと思います。

長い間LPレコードは聴いていませんでした。
アレン&ヒースのフォノアンプ使いたくても、カートリッジが無かったので
シュアーのM44Gを買って25年前のトーンアーム(FR64S)に取り付けました。

渡辺真知子のLPとiTuens+AirMmac Expressの渡辺真知子のCDの音が
ほぼ同じに再生されます。
質感は同じです。

昔LPの音もこんなにいい音で聴いて無かったよなー・・・・・・・・

今日この頃です。

プロケーブル注:)VVF1.6ミリで、12mで音の焦点が合っていたものが、チャイムコード
ですと、18.5mで合うとのこと。チャイムコードのほうが、少々長めで焦点が合うようで
す。

 

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R’さんのコメント: 一度切ったったケーブルをつないで焦点合わせに成功!

Subject: 焦点合いました

ProCable様、
8460 215cm で焦点が合いましたので報告します。
焦点の音を実感できました。ありがとうございます。
焦点幅は0.5cmしかありません。この幅からずれると
短くても長くてもいけません。

255cmから10cm刻みでカットしていき、225cmからは
5cm刻みで調整し、215cmでオッという音になったのですが、
焦点の音を経験していませんでしたので、まだよくなるのでは?
と欲をかいて2cmカットしたのですが、それが運の尽きでした。
切り過ぎてしまいました。・・・が、貴社HPにスピーカーコード
のノイズは乗っても構わないと記述されていたことを思い出し、
無謀にもカットしたコードをつないで長くするという暴挙に
出ました。・・・成功です! 
つないでも長さが合えば
焦点は合います。これは焦点合わせをする時に重要な情報と
思い、報告することにしました。

さらに、いい調整テクニックを発見しました。
スピーカー側の皮膜露出部分を長めにします。5cm程度。
これで、スピーカーのコネクターとの接点位置をずらして
留めることによって3cm程度の幅の調整が可能です。

同時にTVから音を出した時に焦点が合っていないときは
音同士がかなり干渉しますが、焦点が合うと
ほとんど干渉がなくなりますね。TV自体の音も
調整されて出荷されているということですね。

8560 で 215cmであれば、WE16GAの焦点は300cm以上の
ところにありますね。前回は、WE16GAを300cmから
カットしていったので合わなかったはずです。

○○

プロケーブル注:)このかたも、焦点は0.5センチ幅しかないとしておられます。
生音に迫ってきたら0.5センチ単位に切り替えたほうが望ましいかもしれません。

なお8460で215cmであれば、WE16GAでは3m以上だったはずだという計算、
このかたの、その計算に注目されてください。

 

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S’さんのコメント: デタラメな音響理論の「印」

プロケーブルさま

いつもお世話になっております。

おかげさまで本当に楽しいmusic lifeを過ごすことができております。
音響に関する最終回答、とても楽しみに待っております!!

その音響のことで、JRX115のセッティングをしているなかで、最近私が
感じたことをメールさせていただきたいと思います。

我が家の装置環境は、100V、アースあり、壁コンセントは WN1512、重
鉄タップ、PowerBookG4(AC+アース)、 AME(メガネ+アース)、ベ
ルデンiPod用ケーブル、D-45、WE16GA、JRX115、○-○○○スタンドで、
アプリ ケーションはiTunes、Soundflower、Airfoil有線 LAN、と
いう環境です。それで非常に濃密な音を奏でてくれています。

WE16GAは4.20m程度で焦点が合っている感じがしていました。

そして、 ○○○のHPを参考にSPの位置を調整していく と実は4.20mで合っ
ていたと思っていた焦点は、実は部屋の悪いエコーがかぶっていたために
少々ぼやけた状態の中で合った焦点だったようです。

SPの位置を変えて音響特性を追い込んで行くと、4.20mではきつすぎて、
現在は4.15mまでカットして焦点を合わせ ております。

つまり、部屋の音響状態が焦点合わせに影響していた、と考えられます。
SPの位置合わせの作業もまた数cm単位の作業で、これもピント合わせをし
ているかのようです。

ケーブル長で合わせる焦点が、いろいろな人達で微妙に違うのは、部屋の
音響環境の差がかなり影響しているのではないかと思った次第です。

SPの空間的な焦点合わせと、ケープル長で調整する時間的な(?) 焦点合わ
せの両方で煮詰めて行くことが必要ではないでしょうか?

そういった意味で、ぜひプロケーブルさまの音響の最終回答を早く世に
出していただきたいと、そう思った次第です。

○○@大阪

プロケーブル注:)注意してください。良い音響は音がシャープになります。
iPodなどでも、音が濃いほうが、すなわちより音がシャープなほうが正しい
音であると同様です。

定在波や必要のない音の反響が、音を曇らせるため、音がぼやけ、結果とし
て、WEやベルデンを、より長く引いて音を引き締める必要性に迫られるも
のです。

普通の置き方よりも、音がマイルドになったり曇ったりするのであれば、それ
こそはデタラメの、あてずっぽうな音響理論に過ぎないという「印」です。

 

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T’さんのコメント: 恐怖の音の焦点・悪戦苦闘! 

procable様

1か月程前に重鉄タップ等でお世話になりました、群馬県富岡市の ○○ と申しま
す。

あれからアース工事、crown d-45、JRX115、音の焦点、と次々に取り組ませていた
だきました。

まだまだ先はあると思いますが、やっと多少落ち着きましたので、大変遅くなってし
まいましたが、感謝のメールを
送らせていただきました。

実は、音の焦点合わせをやっているときなんですが、最初左右各4mからはじめました
が、どこかのエリアが合っているけれども、どこか合っていないというような非常に
不安定な状況が1,5cmずつ切っても切っても続いてしまい、ひょっとしてスタート
が短すぎたのか?いや、もっと切ってみてダメならもっと長い状態からやり直すしか
ない、と内臓を焼かれるような葛藤を押さえ込みつつひたすら1,5cmずつ切ってい
きました。

しばらくすると、不安定ながら全部のピントが死んでいるようなとても悲しい音にな
り、いよいよ諦め気味になっていましたが、
ひたすら1.5cmずつ切っていったとこ
ろ、突然、光が差したように音がまとまりだし、スピーカーが消え始めました。

うれしかったですね〜。あと、私はメジャーで測りながら切っていったのですが、同
じに切っているはずでも回数が多くなるとどうしても左右または同じ側の2本でも長
さがずれてしまい、特に左右の長さがズレたときはセンターの位置がズレる等(リ
ファレンスに左右のバランスが合っていればセンターからしか音のしないCDを使って
確認しました)音の焦点の存在を証明するような現象もおこっていました。

何とかある程度焦点が合っているとはおもうんですが、さらに切りたい衝動と戦って
います。

だらだらと長文失礼しました。 あまりにうれしくて^^;
これからも鬼門コーナーで勉強させていただきます。 ありがとうございました。

 

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U’さんのコメント:

プロケーブル様へ

東京都の○です。

これで200V化とミキサー、Mac以外はプロケーブルさんの推奨システムになりました。
PCはNEC→有線LAN→AME→D-45→ZX-4
アースをとってメッキプラグには2P→3P変換プラグをかませる等の可能な限りの非メッキ化、
この段階で晴れて焦点合わせに挑戦しました。

事前に16GAの撚りを一度ほどいて長さを測りボールペンでおよその間隔で印をつけて、その
過程でズレが生じないようにしてみました。焦点合わせの経緯や耳で感じたことはHPの書き
込みの方々とほとんど同じです。リファレンスには「女性の声」との事だったのですが手元に
はそのようなCDは無く、とりあえず「風の谷のナウシカ」と「かもめ食堂」のDVDの音声を取
り込んでiTunesで再生してみました。バッチリです。しかし「かもめ食堂」の方はダメです。
最近の映画なのでデジタルミキサーを使用したのでしょうか。やはり音が薄いです。

 皆さん同様、始めは聴き分けられるか不安でしたが、今では最後に切った1cmが「5mm
にしとけばよかった」と後悔できるぐらいになりましたw。
焦点に近づいた時、いつも聴いて
いる曲を聴くとその激変ぶりに驚きました。
やはりある程度システム(条件)を揃えると焦点
合わせもラクなのだと感覚で気づきました。
200V化や音響を整えるともっと簡単なのでしょう。

 最後に、焦点が合った瞬間思い出したことがあります。子供の時に聴いてた安物のラジカセ
の音です。あの延長の音だなと思いました。もちろんかなりの延長ですがwなんというか「逆
にあのラジカセの音ってまとまってたんだな」って感じです。

まさしくプロケーブルさんの書いてた「大量生産されてるスピーカー、安物ラジカセの方が遥
かにマシ」の一文です。オーディオにハマって紆余曲折してきましたが、まさか子供の時に聴
いてた音がこんなカタチで戻ってくるとは思いませんでした。
感動を禁じえません。人間の耳っ
てスゴイんですね。
プロケーブルさんには本当に感謝です。

                           東京都 ○

プロケーブル注:)リファレンスが女性の声でなくてはならないという部分は誤解と思われま
す。人間の「地声」ならば何でもいいでしょう。性別は関係ありません。

 

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V’さんのコメント: 凄いコメントが入りました!

○○です。ご無沙汰しております。

「音の焦点」の微調整・その方法、の中に『音がゆがんでいる場合こそが逆で、0.5
ミリで変わると感じるでしょう』
とあるのを見て、
「ああ、やっぱりそうだったんだ」とうれしくなってしまいました。
スピーカーをJRX115にするまで、その0,5ミリに大いに苦しみました。

JRX115は本当に焦点合わせが楽ですが、それでも微調整では切り過ぎることを繰り返
してしまいがちです。
私の微調整のやり方を報告します。

200Vダウントランスには100Vの差し込み口が背面に6つ、前面に2つありますが、場所
によって音のシャープさが違うようです。
背面の向かって右側の下(ケーブルが出ている近く)が一番シャープで、次が右上、
中下、中上、左下、左上、前面の下、前面の上、の順番でだんだん音がやわらかくな
ります。

私はミキサーに接続している単体のアイソレーショントランスのプラグを、一番シャー
プな背面の右下に差し込み、スピーカーケーブルを1,5cmずつ切っていき、わずか
に切り過ぎたところで固定し、差し込み口の位置で微調節します。

このやり方で何度も成功しているので、気のせいではないと思うのですが。
けっこううまくいきます。
このやり方は、重鉄タップや特に長い長いタップを使ってもうまくいきます。

今日このメールを書くにあたって、音の焦点(基本中の基本)を見直したら、中にチャ
イムコードの記述があるので驚きました!
実は、今私もVVFの変わりに「昔の電話線」という0,8ミリの単線を使っていて、とて
も良いので報告しようと思っておりました。

スピーカーケーブルが細すぎると、音が軽くてスピーカーが芯から鳴っていないよう
に私には感じられます。
JRX115でもノーマルの状態だとVVF1,6だと細過ぎ、2,0の方が適正だと思えました。
内部の配線をWEの16GAにやり変えて音がスッキリと鮮明に、それでいて焦点は少しソ
フトな方向に変化しました。1,6ミリでもしっかりと鳴り、2,0よりも1,6の方が情報
量が多く、音の輪郭がはっきりするように思えました。

もう少し細い線ならもっと良くなるのではないかと考えて0,8ミリを試してみました
ら、2,0から1,6に替えた時に良くなったのと同じ方向で、さらに良くなりました。
2,0がツルンとしているとすると、0,8は音のうぶ毛が感じられるというのでしょうか、
ウッドベースが立体的になり、ドラムのスティックで叩く大太鼓の音色が良く分かり、
オーケストラだとファゴットがスルッと自然に聞こえます。低音の解像度が増した、
ということなのだろうと思います。
もしかしたら0,7か0,6か、もう少しだけ細いものが音質的にベストかな、という気も
するのですが、0,8でおおむね満足しています。

極細のより線である「ライカル電線」というのも試してみました。
0,8ミリの良さをさらに押し進めたようなすばらしさも部分的にはあるのですが、長
さを調節してもどこにもピントが合いませんでした。

以上、報告おわります。

音響についての発表、楽しみに待っております。 ○○○○

 

プロケーブル注:)音の焦点は、すでに電源部分からはじまっている、これをまずは、
認識ください。タップ内の配線は並列です(交流電気なのですから並列にしか接続しよ
うがありません。乾電池でもないのに、直列配線のタップなどというデタラメな宣伝に
出会ったことがあります。これも要注意です。

タップ内の配線は、そのほとんどが、銅の単線です。ということは、タップのコンセン
トの位置によって、微妙でしょうが、音の焦点が変わるのは本当でしょう。これを焦点
合わせに利用されていたかたがいたということです。音の焦点の微調整は、コンセント
位置でも出来るという認識は、正しいでしょう。

ただし、メッキプラグと非メッキプラグが無造作に混在している状態では、難しくなる
かもしれません。

メッキをタップの端のほうに遠ざけたほうが、メッキの力は弱くなるはずです。100V
環境のかた、ダウントランスのみのかたは、メッキをゼロにしてもいけません。最後に
残ったメッキプラグの影響力のコントロールにも使えます。
「音の焦点」の微調整
には、非常に優れた方法として利用できるでしょう。

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W’さんのコメント: 「音の焦点」は小学生の教科書に書くべきか?

お世話になります
ケーブル+プラグ届きました
朝に届くと仕事が手に付かなくて・・・・・

VVFですが間違って2.0mmを買ってしまいまして、途中で気が付いたのですが
でも、うん、いい音です
取り扱いが大変なのでチャイムコードを購入してみました
おもしろいですね、銅の単線なら2.0mmでも0.8mmでも長さが同じだとよく似
た音ですね。現在、7.2mです

もっと失敗するまで短くして、再度戻さないとこの焦点は分からないですね

こんな事をしていますと昔のバカなことが思い出されました。20年以上前です
パワーは大きいほどいいじゃないか(4344に○○○○○○○-○500をブリッジ接続)
スピーカーコードなんか無いぐらい短いのがいいのじゃないか(繋がる限り短く)
スピーカーコードはそりゃ金がいいだろろう、短いので金ロウの板が使えたの
で、それで接続
出てきた音は、それはそれは悲惨な音でした

プロケーブル様の音の焦点の記事がなければ、いくら綺麗な電源を得ても無駄
どんな機材を購入しても無駄、判断ができませんね
これは音楽か理科の教科書にでも書くべきです

プロケーブル注:)「音の焦点」とは、事実音楽の教科書に書いて、小学生時期
から教育すべきほど、最重要なことです。
でないと、音というものの正しい物理
的見解を、子供が知らないまま大人になります。
そして、オーディオマニアのみ
ならず、メーカーの技術者たちから電気科専攻のものから、果ては大学教授まで
もが、音を扱わせた途端、又は、研究させた途端、

一人残らずフランケンシュタイン症候群に陥って、人生につまづいてし
まいます。

さらに、フランケンの研究成果など「デ・タ・ラ・メ」に決まっています。それ
を事実とされては、たまったものではありません。

 

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X’さんのコメント:

ProCable様
ついにスピーカーが消えました!。
この状態がスピーカーが消えた?というのですね(正面から、ソファーで横になって聞い
ても、まるで海の中で?)右が、左が、高音が、低音が、中央の音が、という次元でなく
音楽が流れてきます。

エッジをボンドで固めたJBL4344です、D-45に繋ぎエッジが破れ修理するくらいなら貴社推
奨スピーカーでと思い購入済みでしたが(息子が持って行き同じ様にやってます)、どこ
まで出来るかやってみました。

アイソレーショントランス115Vに、ランケーブル(5m)でAirMac ExpressからD-45に繋い
で(115V)います。出力側もと思い、自作パソコンですがトランス100Vから三線のキャプ
タイヤ(7m)で繋いで、スピーカーケーブルは紅一点さん推奨のチャイムケーブルです。25m
から切って行き、19.?Mで合った時は…言葉が出ませんでした。
すぐに息子を呼び遂に極
めたぞと!。息子曰く、フーム負けた、これからはなにするん?と、

後は音楽を聞くだけたいと答えました。

ProCable様には感謝するばかりです、これからも宜しくおねがいいたします。それと、い
ろいろやっている時「ホテルナンカイロウ」さんのエッジ張り替えの件気になりました、
情報も欲しいのですが、退職したら一度聴きに行きたいと思います。

 

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Y’さんのコメント:

Subject: ケーブルが約二倍に

こんにちは、○○です。

cat7ケーブルやギガビットハブで音が「濃く」なった結果、シャープすぎるというか固す
ぎるというかとにかくキツすぎてまともに聞いていられない状態になってしまったので、
再び焦点合わせを行いました。

その結果、なんとTIVF31mという長さで落着きました。それ以前は18mで合ってましたから、
単純に言って1.7倍もの音の変化があったことになります。

私も実はここまで長くなるとは思っていなかったのです。サイトを拝見する限り30mオーバー
で合っている方がいないようなので、ホントにこれでいいんだろうかと不安にもなったので
すが、実は31mでもけっこうシャープな音が出ているのです。最初は35mから初めまして、
これだとすべての音が後に引っ込んだ状態でお話しにならず、34m弱あたりからいきなりグ
グっと前に出てきて、32mあたりでももうokかなという感じなのです。

最も私の場合、スピーカーのみプロケーブルさん非推奨のモノで鳴らしていますから、高能
率SRスピーカーだとまた違う結果になるのかもしれません。

とにかくこちらの環境ではここまで伸びてしまったと、自分自身でも驚く結果でしたので、
一応ご報告させて頂きました。

○○

 

プロケーブル注:)これは非常なる重要コメントです。

鬼門コーナーの、

44)パソコンの驚くべき歴史
       ↑クリックしてください


上記で出たのは、AirMac Expressの使い方の最終回答です。

そこでは、AirMac Expressがアナログの重量盤(高音質盤)を越えてしまった!という、
想像を絶するほどの激しい衝撃が、参加されたかたとご覧になっていたかた、全員に走
りました。

音が濃くなればなるほど、音の焦点は、激しく近づいてきます。

ここまで来ると、クロスオーバーが必要です。クロスオーバーは、dbxあたりの安いもので
とりあえず十分と思われます。

上記、カテゴリー7というランケーブルが出てきますが、ベルデンランケーブルの最良のも
のは、それより遙かに優秀としておきます。
カテゴリー7の改善点は高域だけです。ベルデ
ンの最高級のランケーブルは、全域にわたる改善が成立してしまいます。この違いは非常に
大きいものです。低域・中域も音が濃くなりますから、上記ほどケーブルを伸ばさなくてい
いかもしれません。日本製のランケーブルの技術では、いくら頑張っても世界の超一級品に
は、とても勝てないというのが実情です。

 

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Z’さんのコメント:

procable様、こんばんわ。
神奈川の○○です。

焦点あわせが完了しました。今回は完璧です!
前回はちょっと切りすぎてしまったので
今回は慎重に、5cm切って、また5cm 切って最後に
3cm切りました。

低音と高音のバランスが絶妙で全く違和感がありません。
これが本当のフラットなんでしょうね。
拍手の音やMCなどはすごいリアルです。

あと1cm切ったらどうなるかという誘惑に駆られますが、止めて
おきます(^^;
今までで一番の音が出ています。当分、この音で満足できそうです。
本当にありがとうございました。

ところで、アレン&ヒースのxone02を注文しちゃいました。
でも納期が2ヶ月後なので、しばらくおあずけです。
ミキサーが来たらバランスケーブルを注文しますので、よろしくお願い
します。

では。

 

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この続きは、下記、

42)「音の焦点」の微調整・その方法(生音の解釈)

の、お客様の声に続きます。

 

 

 

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音の焦点
オーディオにおける、「基本中の基本」は、音の焦点に尽きます。
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