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- 8412・配線の鬼門-


■8412・配線の鬼門

プロケーブル注:)一通のメールを紹介させていただきます。このかたは、プロの
ギタリストのかたです。プロですら、間違いに陥るほど、この問題は、混乱してい
ると考えてください。ケーブルは太いほうがいいという、おかしな常識がまかり通っ
てしまった結果、こういうことになってしまったものです。
とにかく、音に関する情報というものは、全てが逆さまであって、音を悪くする情
報ばかりです。この例からも顕著に分かる通り、「音に関する情報」は全て見捨て
てくださって、丁度それで適度であり、その態度こそ、間違いに陥らないための術
になります。


■メール内容


プロケーブル様

ベルデン8412すばらしいです。

御恥ずかしい話をしなくてはなりません。
プロケーブル様は2芯ケーブルは1芯しかホットにするな、とおっしゃっていました。
ですが、ギターの世界では2芯ともどもホットにするというやり方が
あるのです。というか、まかり通っておりまして、私もいつしかそうなっていました。

で、今回の注文はそのことの実験もかねていました。
正直、そんなに違うものか、と思っておりました。
自作のベルデン8412プラス、ノイトリック2芯まとめ、と比較しました。
半田の技術はともかく、ですが。

私は自分の愚かさを恥じました。5秒で結論は出ました。

よく思い返せば、学生時代にPA担当を任されたあたりで、電気科の先輩に
電気的基本として教わっていたことでした。

どうせ家では大した音など出ない、という考えはCD時代になって加速していました。
いつしか私は家での再生に関しては全然興味を失い、あまつさえ楽器の方も
あまり気にしなくなっていました。録音に関してはそれなりに気を使っていましたが、
自宅の再生というのはどうでもよくなっていたのです。

ですが、このベルデンは汚れのない、というか、当たり前の音を持ってきてくれました。
どういうエフェクターがどの程度かかっているかさえ聴えてくるのです。
家でクラシックの再生をあきらめていた私はうれしくなってカラヤンのリマスターを
全部注文しました。いやあ、美しい、楽しい。ポップスなどよりポップスではないですか
そしてグラモフォンのエンジニアたちのすばらしい仕事。

2芯についても思い出しました。ハードロック系のギタリストが歪ませるために
あえてやりだしたことです。これも電気科の先輩に聞いていました。30年の年月は、
もしくはCD時代はそんなこともわすれさせてしまったのです。

実はこれ、先日のライブで自作の8412ケーブルが、あるポイントに来ると歪んでしま
って困ったことで思い出したのです。

下手なエフェクターを使うよりも綺麗に歪みますが(笑)

で、自作ケーブルを全部1芯にもどしましたが、如何せんプロケーブル様のおっしゃる、
1ミリ単位のセッティングは私には出せないのもわかりました。

ちょっとこのところ色々と出費してしまい、直ぐには購入できませんが、ケーブル類は
全部交換します。その時はよろしく御願いします。

愚息は生意気にもクラシックファンですが、WEのケーブルに変えたあたりから急に
CDを沢山買うようになりました。先入観のない愚息の方が正直だったようです。

長文失礼。

 

プロケーブル注:)これは非常に重要なコメントと感じましたので、掲載に至りました。
驚く無かれ、メーカー品なども、ほとんどの二芯ケーブルが、二本ともプラスに接続さ
れています。
二芯ケーブルというのは、基本的に、バランス転送時、ホットとコールドとの、二つの
アウトプットアンプに一本づつ接続するために、それを前提にして、設計されています。
ホットのアウトプットアンプに一本接続、そして、コールドのそれに、もう一本接続で
す。したがって、アンバランスである、RCAやモノフォンの場合には、一つのアウトプッ
トアンプしか備えていませんので、一本だけ接続するのが「基本中の基本」です。

ならば一芯のケーブルでいいかと申しますと、一芯のケーブルは、楽器専用であり、二
芯、マイク及び、機材用のケーブル(スタジオ録音仕様)に比べますと、精度が少々低
いことが多く、それであえて、二芯ものをアンバランス転送にも使った方が、良い結果
を生む事が多いわけです。
また、楽器にさえ、楽器専用線材ではなく、あえて精度の高い、伝統的な二芯のプロ用
ケーブルを使ったほうが良い結果を生むというわけです。

その際重要なのは、基本を守ることであって、結局のところ、重要な「基本」が守られ
ていないようなケーブルは無意味であり、百害あって一利なしと記憶されてください。
 



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